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株式会社シード・プランニングは11日、デジタルテレビの購入意欲調査結果を発表した。調査は、7月に実施した3大都市圏在住の500世帯(25型以上のメインテレビを所有し、3年間以上使用)へのインターネットによるアンケートと、販売店4店によるヒアリングによりまとめられている。 調査対象の500世帯では、現在93.4%がメインテレビとしてブラウン管を使用しているが、「今後2010年までに購入したいテレビ」を質問したところ、液晶が65.6%、プラズマが20.4%、リアプロが8.2%、その他が5.8%となった。 販売店の調査でも2005年の年末商戦と2006年以降は液晶を有望視。プラズマは減少傾向とするところもあるが、マニアやホームシアターユーザーを中心に販売に注力する店舗もあるという。リアプロは「認知を促す段階」で、割安感ある大画面テレビとして一定の期待が持たれている、としている。 購入時期は2006年のドイツワールドカップ、2008年の北京オリンピック、2010年の南アフリカワールドカップなどのスポーツイベントの年に集中しており、スポーツイベントが「メインテレビ買い換えの追い風になる」と分析している。 また、購入時の優先順位については、「画質」が77.8%。次いで「薄型」76.0%、「地デジ対応」62.8%、「省電力」58.6%、「画面が大きい」58.2%となっている。 デジタル放送については、2008年までの視聴を予定している人が60.2%。メインテレビには「高精細(HD)かつ高機能を求める」との意見が全体の26.6%、「高精細のみ必要」の39.4%を合わせると、全体の66%がHD放送を求めているという。なお、地上デジタルの1セグ放送対応携帯電話については、「いち早く使いたい」が5.2%。「しばらく様子を見てから」が49.4%となっている。 □シード・プランニングのホームページ (2005年8月12日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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