|
クリエイティブメディア株式会社は26日、同社が7月より発売している5GB HDD搭載のオーディオプレーヤー「Zen Neeon」のプレーヤー本体にウィルス(ワーム型)「W32.Wullik.B@mm」が混入しているロットがあることを確認したことを発表した。 「W32.Wullik.B@mm」はWindows環境で、Outlookのアドレス帳に登録されているメールアドレスをもとに大量メール送信を行なうなどの特徴がある。Zen Neeonを製造している工場の特定ロットの製品に混入したとしている。 台数としては、7月から製造出荷されたZen Neeonの総数のうち1%未満で、日本への出荷割り当て約3,700台のうちの5%以下、100台強の製品にウイルス混入の可能性があるという。原因は、「最終パッキング作業工程の複数のオフラインシステム上で発生した」としている。 ウィルス混入の可能性のあるプレーヤー本体のシリアル番号は、「M1PF1230528000001M 」~「M1PF1230533001680Q」の製品。ボディカラーはパープル/ブルー/オレンジ/レッド/シルバーの5色で、グリーン/ダークブルー/イエロー/ピンク/ブロンズモデルには対象ロットの製品は無いという。 現在同社では、Zen Neeonの出荷を停止し、該当ロットの回収を実施している。該当ロットのユーザーには、駆除ツールの利用を進めているほか、「ウイルス駆除環境が無い」、「操作がわからない」などのユーザーには、同社問い合わせ窓口まで連絡するよう呼びかけている。
連絡先:お問い合わせ先窓口 Zen Neeonは外形寸法約46.9×15.9×79.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量約75gと、小型軽量のオーディオプレーヤー。10色のボディカラーが用意されるほか、「Creative Stik-Onスキン」と呼ぶ、ステッカー状のスキンジャケットを利用してデザイン変更できる。
□クリエイティブメディアのホームページ (2005年8月26日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|