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シャープ、携帯プレーヤー入力搭載の20V型「AQUOS」
-デジタルチューナ搭載でワイドと4:3の2機種


左から、ワイドの「LC-20AX5」、4:3の「LC-20SX5」
10月1日発売

標準価格:オープンプライス


 シャープ株式会社は、液晶テレビ「AQUOS」(アクオス)シリーズの新モデルとして、ポータブルオーディオプレーヤーとの連携機能も備えた20V型液晶テレビ2機種を10月1日に発売する。ワイドタイプの「LC-20AX」と、4:3の「LC-20SX5」を用意し、価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は両機種とも16万円前後の見込み。

 同社の20V型液晶テレビとして初めて、地上/BS/110度CSデジタルチューナを内蔵したテレビ。地上アナログVHF/UHF/CATVチューナも搭載している。いずれもASV方式の低反射ブラックTFT液晶を採用。20AX5は新開発のワイドタイプで、解像度は1,366×768ドット。4:3の20SX5は1,024×768ドットのパネルを採用している。

 輝度はどちらも500cd/m2。視野角度は上下左右170度。コントラスト比は1,000:1。なお、4:3の20SX5に同梱するリモコンには画面サイズ切り替えボタンを備えており、デジタル放送で4:3の映像を使ったサイドパネル放送を画面一杯に拡大する機能も備えている。

20AX5の側面

 また、業界初の機能として、ポータブルオーディオプレーヤーなどが接続できる「モバイルオーディオ端子」を搭載した。これは、ステレオミニのアナログ音声入力のことで、本体前面に装備。プレーヤーと接続することで、テレビのスピーカーから音を再生することができる。

 スピーカーは4×7cmの楕円形で、各チャンネルに1基ずつ搭載。最大出力は5W×2ch。エンクロージャはバスレフとなっている。また、音質面ではスピーカーから出ている音を自動的に判別し、会話なら聞き取りやすく低音域をカットするなど、適切な音質に自動設定する「いきいきボイス」や、モニター出力を介してコンポなどの外部機器と接続した際、音量出力を調整する「音声可変機能」も利用できる。

 ほかにも、目覚まし時計としても使える「オンタイマー機能」や、常時画面に時刻を表示させる「時計表示機能」なども備えている。

 入力はD4×1、i.LINK×2、コンポジット×2、S映像×1、PC(ミニD-Sub 15ピン/アナログ音声)×1、モバイルオーディオ(アナログ音声)×1。出力は、モニター×1、光デジタル音声×1、ヘッドフォン×1。ほかにも、Ethernet端子やモジュラージャックなどを用意する。

 消費電力は、20AX5が78W、20SX5が80W。テーブルスタンドを含む外形寸法と重量は、20AX5が53.9×22.4×42.5cm(幅×奥行き×高さ)で、約9.1kg。20SX5が48.5×22.4×48.1cm(同)で、約8.2kg。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/050830-a.html

(2005年8月30日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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