|
Creative Technologyは30日(現地時間)、ポータブルプレーヤーのインターフェイスに関する特許を取得した。同社はこの技術を「Zen Patent」と呼び、iPodやiPod miniなどの製品にも同技術が使用されているとしている。 この特許は、ポータブルメディアプレーヤーにおいて、選曲などの操作が効率的かつ直感的に行なえるというインターフェイスで、同社のプレーヤー「Zen」や「NOMAD Jukebox」などのプレーヤーで採用されている。特許の出願は2001年に1月に行なわれ、2005年8月9日に認定された。 具体的には、3つ以上の連続する画面を使用し、1曲以上の検索が可能にするという内容で、例えばアーティストを選択するとアルバムが表示され、そこから曲を探すという一連の動作を実現する技術。
同社のSim Wong Hoo会長兼CEOは、「このインターフェイスを初めて採用したポータブルプレーヤーは米国で2000年に発売されたNOMAD Jukeboxであり、その13カ月後に生まれたiPodのインターフェイスもZen Patentに基づいたもの」としている。 今後は、MP3プレーヤーに高画質ビデオ再生を加えた「Zen Vision」の導入でデジタルプレーヤーの革新を続け、まもなく登場するという有機ELディスプレイ搭載の「Zen Micro Photo」についても、今回の特許に基づいたインターフェイスを採用するという。
□Creative Technologyのホームページ(英文) (2005年8月31日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|