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ソニーは、HDD搭載ウォークマンの新モデル「ウォークマンA」を11月19日より発売する。20GB HDD搭載の「NW-A3000」と、6GB HDD搭載の「NW-A1000」の2モデルが用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格はNW-A3000が35,000円前後、NW-A1000が30,000円前後の見込み。 ともに、128×128ドット/4階調の有機ELを搭載し、曲線を立体的に用いた流線型の本体を採用する。ディスプレイサイズはNW-A3000が2インチ、NW-A1000が1.5インチとなる。 ボディカラーはNW-A3000がバイオレットとシルバーの2色、NW-A1000がバイオレット、シルバー、ピンク、ブルーの4色をラインナップする。
新機能として、楽曲再生中に気に入ったアーティストに近いジャンルのアーティストをHDD内のライブラリから検索する「アーティストリンク機能」を搭載。紹介された楽曲は曲の途中から再生され、次に聞きたいアーティストを選択できる。 また、インテリジェントシャッフル機能も装備し、再生履歴をもとに「良く聴く曲だけ」や、ランダムに楽曲の発表年代をランダムに選択して、特定の年の音楽をシャッフル再生する「タイムマシンシャッフル」などを備えている。
また、新オーディオソフト「CONNECT Player」をバンドル。対応OSはWindows 2000/XP。MP3やATRACのリッピングに対応するほか、楽曲の自動読み仮名変換機能を搭載。ジャストシステムが開発した読み仮名変換機能モジュールを利用しており、日本語の曲名/アルバム名/アーティスト名を自動的に読み仮名変換して、50音順、行単位で表示するため、日本語楽曲の検索がより高速に行なえるという。 曲/アルバム/アーティスト名は、日本語でも英語でもイニシャル入力でダイレクトに検索できるイニシャルサーチに対応する。CONNECT Playerでのプレイリスト作成機能や、楽曲の評価を基準とした検索、良く聞く100曲、発売年度、再生履歴からの自動プレイリスト作成機能を備えている。
なお、従来よりソニー製オーディオプレーヤーにバンドルされてきた「Sonic Stage」については、「全てが一斉にCONNECT Playerに置き換わるのではなく、製品によって最適なプレーヤーソフトを選択していく」という。 対応コーデックはMP3やATRAC3/ATRAC3plusに加え、12月に予定されているファームウェアアップデートにより、WMAにも対応予定。対応ビットレートはMP3が32~320kbps、ATRAC3が66/105/132kbps(66/105kpsはインポートのみ)、ATRAC3plusが48/64/96/128/160/192/256/320kbps。なお、オーディオ転送にはCONNECT Playerが必要となる。 イコライザはヘビー/ポップス/ジャズ/ユニーク/カスタム 1/カスタム 2の6モードを用意。PCとの接続はUSB 2.0経由で行なう。電源はリチウムイオン充電池で、ユーザーによる交換は不能。バッテリ駆動時間は未定。ACアダプタのほかUSB経由での充電にも対応。充電時間はA3000が約4時間(USB)/約2時間(AC)、A1000が約7時間(USB)/約3時間(AC)。 外形寸法はA3000が65.2×13.5~21.4×104.2mm(幅×奥行き×高さ)/182g、A1000が55×11.5~18.7×88.1mm(同)/109g。ヘッドフォンやACアダプタ、USBケーブルなどが付属する。
また、ソニースタイルモデルも用意。A3000はブラック、A1000はゴールドとブラックの専用カラーをラインナップし、9月8日より予約受付を開始、10月下旬より順次予約販売を行なう。価格はA3000が33,000円、A1000が28,000円。ソニースタイルモデルは、ヘッドフォンやヘッドフォン延長ケーブルなどが省略される。
【お詫びと訂正】 また、アクセサリメーカーのJAM HOME MADE & ready madeとコラボレーションしたA3000専用の本革ケース「CC-JAM3000C」やA1000用の「CC-JAM1000C」も11月19日より出荷開始する。価格はCC-JAM3000Cが15,000円、CC-JAM1000Cが12,000円。 □ソニーのホームページ (2005年9月8日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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