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株式会社東芝は、VHS一体型DVDプレーヤー2機種を10月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はBSアナログチューナ搭載の「SD-B600」が28,000円前後、BSアナログ非搭載の「SD-V600」が22,000円前後の見込み。 2004年10月に発売された「SD-B400/V400」の後継となるVHS一体型のDVDプレーヤーで、VHS録画中やタイマー予約中でもDVDの再生が行なえるようになった。SD-B600とSD-V600の大きな違いはBSアナログチューナの有無。B600のBSアナログチューナは1基だが、デコーダを2基搭載しており、BSアナログチューナ内蔵のテレビと接続すれば、WOWOWとBSアナログのどちらか一方を裏録、どちらか一方を視聴できる。
消費電力はB600が21W(BSアンテナ入力時26W、待機時3W)、V600が19W(待機時2W)となっている。そのほかの仕様や外形寸法、重量などは同じ。 DVDプレーヤー部はプログレッシブ再生に対応し、D2端子も搭載。DVDビデオのほかに、DVD-R(ビデオモード)、ビデオCD、音楽CD、CD-Rに記録したMP3/WMA/JPEGファイルもサポートする。 DVDの特殊再生として、3段階のズームアップが可能な可変ズーム再生機能を搭載。ボタン1つで約10秒前に戻って再生する「ワンタッチリプレイ」機能も搭載。また、再生を停止する際にマーカーボタンを使用すれば、指定した位置から続きを再生することが可能。 VHSビデオ部は、録画予約に利用する「録るナビ」を搭載。120分テープに約10時間の録画が可能な5倍録画モードもサポートする。録画予約はGコードに対応し、液晶付きのリモコンが付属する。また、とばしたいシーンを1ボタンで30秒後まで早送りするワンタッチスキップ(最長3分間)、400倍高速巻き戻しなどの機能も備える。 入力端子はコンポジット、アナログ音声を装備。出力端子はコンポジット、S映像(DVD専用)、D2(DVD専用)、光デジタルを備え、アナログ音声用意する。そのほか、B600にはBSデコーダ検波入出力と、BSでコーダビットストリーム入出力も搭載する。外形寸法は430×256×89.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.6kg。 □東芝のホームページ (2005年9月8日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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