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ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント(ブエナ・ビスタ)は、スタジオジブリの映画「ハウルの動く城」を11月16日にDVD化する。2枚組みの通常版と、4枚組みの特別版、ショートショートと音楽CDを加えたBOXの3種類をラインナップ。各モデルの仕様、価格は下表の通り。
なお、「ハウルの動く城」DVDの購入者を対象としたプレゼントも用意される。「ハウルの動く城 1/24 second」と題したもので、全国で上映されたハウルの映画用フィルムを回収し、洗浄。視聴者の評価の高かったシーンや、キャラクター達を1コマに切り分けて透明のキューブに密封したグッズ。数に限りがあるため、先着順のプレゼントになる。
■ ハウルの動く城
通常版にあたり、本編ディスクと特典ディスクの2枚組みで、ディスクはどちらも片面2層。本編ディスクは映像をビスタサイズでスクイーズ収録。音声は日本語をドルビーデジタル2.0chとドルビーデジタルEXで、英語もドルビーデジタルEXで収めている。さらに、フランス語もドルビーデジタル2.0chで収録。字幕は日本語と英語を用意。
特典ディスクにはスタジオジブリの作品ではお馴染みとなる絵コンテ映像を収録。さらに、劇場予告編集、ヴェネチア国際映画祭から全米プレミア試写までを追ったドキュメント、原作者のダイアナ・ウィン・ジョーンズのインタビュー、英語吹き替え版の監督インタビュー、お知らせなどを収める。
■ ハウルの動く城 特別収録版
本編ディスクは通常版に収録するものとは異なり、日本語音声のみを収録。また、フォーマットがドルビーデジタル2.0chとDTS-ESの2種類となり、ドルビーデジタルEX音声は収録していない。字幕も収録していない。 さらに、世界で公開された各国語の音声と字幕を収録した本編ディスクをもう1枚同梱。日本語、英語、フランス語、北京語、広東語をドルビーデジタル2.0chで収録。字幕も音声と同様に5言語を収録している。
特典ディスクは2枚付属。1枚目は通常版に付属するものと同じ。2枚目は、宮崎駿とメビウスの対談、全米プレミア試写の記録映像、宮崎監督とジョン・ラセターの再会場面、CG解説なども収めている。
■ ショートショートとのツインBOX
本編と特典ディスクは通常版と同じものを収録。さらに、別作品の「ジブリがいっぱい SPECIALショートショート」の本編ディスク1枚を同梱しており、DVD計3枚組みとなる。また、「どれどれの唄」の音楽CDも付属している。 「ジブリがいっぱい SPECIALショートショート」は、タイトル通り短編作品を収録したタイトルで、‘92年にスタジオジブリが手掛けた初の短編作品「そらいろのたね」から、CHAGE&ASKAのプロモーションフィルム「On Your Mark」、日本テレビ・金曜ロードショーのオープニング映像、ハウス食品などの企業CMなど、様々なジャンルの作品を集めている。 【収録作品リスト】
付属する音楽CD「どれどれの唄」は、スタジオジブリの初プロデュースとなるシング曲で、作詞・作曲は拝郷メイコ。通常のバージョンに加え、おけいこ用、CMバージョンなど、計4曲を収めている。
■ SPECIALショートショート単品版
ツインBOXに同梱しているショートショートの単品版。収録するディスクはツインBOXのものと同じ。
■ ハウルの動く城 映画「ハウルの動く城」は、国内で1,500万人を越える観客動員数を記録。同じ宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」に続き、日本映画の歴代観客動員記録の第2位となった。ちなみに3位も宮崎監督の「もののけ姫」で、宮崎監督は1位から3位までを独占したことになる。また、米国、韓国、フランス、台湾、シンガポールなどでも上映され、韓国では300万人以上を動員している。 物語の舞台は、魔法と科学が混在する19世紀末のヨーロッパ。18歳のソフィーは、荒地の魔女に呪いをかけられ、90歳の老婆になってしまう。そんな彼女の前に現れたのは魔法使いのハウル。ひょんなことから、ソフィーはハウルの暮らす城で奇妙な共同生活を始めることになるのだが、その城は人々が“動く城”と恐れる、4本足で歩く巨大な城だった。 魔法使いのハウルがジブリ作品きっての美青年ということから、声優として木村拓哉が抜擢され大きな話題に。また、マルクル役の神木隆之介も、若干12歳ながら確かな演技力で高い評価を得た。原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」。
□ブエナ・ビスタのホームページ
(2005年9月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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