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パイオニア株式会社は、DJバーやラウンジ型レストラン、DJイベント会場などでの使用を想定した背面開放型のフラットパネルスピーカー「S-FL1」を11月上旬に発売する。価格は168,000円 DJ用のモニタースピーカーとしても利用できるフラットパネルスピーカー。前面だけでなく、背面も含めたほぼ全方向に音を出すため、視聴可能範囲が広く「音に包み込まれるような新しい音場感を楽しむことができる」という。具体的な指向性は水平/垂直共に150度。 フラットパネルの素材はアラミドハニカム。駆動系には英New Transducers Limited(NXT)の技術を採用。エキサイターと呼ばれる特殊な駆動素子でパネルを振動させ、広い指向性を実現したという。また、他方式のスピーカーと比べ、入力に対するレスポンスが早いという特徴もある。なお、エキサイターには直径25mmのボイスコイルを4個使用している。 厚さは55mmで、重量は9.9kg。薄型のため設置場所を選ばないほか、ハンドルを備えているため移動が手軽に行なえる。また、筐体の主要部分に金属パーツを採用。コーナーや入力端子周辺には衝撃吸収パーツを配して耐久性を向上させている。 入力端子にはノイトリック社製のスピコン端子を採用。側面と背面に金具取り付け用のネジ穴を設けており、市販の金具類を使用して天吊りなどにも対応できる。
インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は60Hz~16kHz。出力音圧レベルは90dB。最大入力は240W。外形寸法は675×55×500mm(幅×奥行き×高さ)。重量は9.9kg。
□パイオニアのホームページ
(2005年9月12日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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