|
株式会社ヨドバシカメラは13日、9月16日にオープン予定の「マルチメディアAkiba」をプレス向けに公開した。 「マルチメディアAkiba」は店舗面積が約23,800m2で、デジタル家電中心の専門店としては日本最大級としている。場所はJR秋葉原駅の中央改札口・昭和通り口を出てすぐ。レストランやゴルフ練習場なども備えている。営業時間は午前9:30~午後10:00(レストランは午前11:00~午後11:00)で年中無休。 テレビやレコーダなどのAV機器は4階。同社の他店舗に比べ、AV機器やPCなどはメーカーやブランドごとに区分けされて陳列されるのが特徴。薄型テレビやDVDレコーダなどはメーカーごとにはっきりと分かれており、ハイエンドのスピーカーやAVアクセサリ、プロジェクタなども、広いスペースを活かしてコーナー展開されていた。
CD/DVDソフトは6Fで販売されるほか、7FにはCD/DVDのタワーレコードが出店。約1,000m2の1フロアで、在庫は約13万枚、試聴用はCDが370枚、DVDが10枚。特にロングセラーや旧譜、輸入盤などに力を入れているが、J-POPなどのタイトル数も他店舗同様に揃えるという。 タワーレコードではオープンの9月16日から9月25日まで、Wポイントサービスを行なうほか、4,000円以上の買い物をした先着300名にオリジナルキャリングポーチのプレゼントも実施する。
フロア構成は、地下6階~地下2階は駐車場、1階はPC/携帯電話/飲食店、2階はPC周辺機器、3階はデジタルカメラ/カメラ/時計、4階はAV家電、5階は家電/照明器具、6階はゲームソフト/おもちゃ/楽器売り場が置かれる。 7階は専門店街で、「タワーレコード秋葉原店」のほか、書店の「有隣堂」、めがねショップ「愛眼」が入居。8階は飲食店街、9階はゴルフショップ/ゴルフ練習場(30~32打席)となっている。
代表取締役社長の藤沢昭和氏はメーカー別に陳列を行なう理由について、「大きな店舗では、目的の製品が見つかるまでに時間がかかる、という意見を多く受けていたため、ブランドから探せるようにした」という。また、「これまで秋葉原に来る機会が少なかった家族連れなども立ち寄ってもらえるようにしたい」と述べた。 商圏としては「茨城や埼玉など、今まで同社の上野店や錦糸町店などに足を運ぶ人が少なかった地域」とした。商品構成については、「秋葉原という地域に合わせた商品の展開も多少は行なうが、極端に他店舗と異なる構成にはしない」という。建物を含む同店の投資額は約120~130億円で、年内の売上目標は500億円。
店長の足達信一氏は、以前は「マルチメディア川崎ルフロン」で店長を務めていた。「最初からロケットスタートしたい」と意気込みを語り、開店に向けて最後の仕上げを行なうとした。
□ヨドバシカメラのホームページ (2005年9月13日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|