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日本ビクター株式会社は、高音質化技術「K2テクノロジー」を投入した1インチ、6GB HDD搭載のポータブルオーディオプレーヤー「アルネオ」(XA-HD500)を11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後の見込み。カラーリングはシルバー(S)、ブラック(B)の2色を用意する。
同社のレコーディングスタジオやマスタリングスタジオ、さらに単品コンポでも採用されている高音質化技術「K2テクノロジー」を採用したプレーヤー。具体的にはK2テクノロジーを応用し、圧縮音楽ファイルの音質改善に対応させた「CCコンバータ」を内蔵している。 WMA/MP3に圧縮された際に失われた音楽情報を復元し、より自然な再生音を実現するという。また、ビクターエンタテイメントが10月1日から配信する、K2テクノロジーを利用した圧縮音楽(WMA/MP3など)を再生すると、ソースレベルのK2テクノロジと、再生機側のK2テクノロジの相乗効果で、マスター音源に近い再生音が再生できるという。
再生フォーマットはWMA/MP3に対応し、WMAのDRM 10もサポート。再生可能なビットレートはMP3/WMAともに8~320kbps。HDD容量は6GBで、約3,000曲が収録できる。PCとの接続はUSB 2.0で、楽曲の転送にはWindows Media Player 10を利用。WMPは製品にバンドルされている。対応OSはWindows XP。 なお、クレードルも同梱しており、本体だけでなくクレードルにもUSB端子を搭載。充電やPCとの連携がクレードルに乗せたまま行なえる。電源は内蔵のリチウムイオン充電池で、約3.5時間の充電で連続再生時間は約30時間。USB経由での充電も行なえる。
サウンドエフェクトとして「ENERGY」、「CRYSTAL」、「HEARTFUL」、「SUBWAY」の4つの音場モードが選べる「エモーショナルサラウンド」を搭載。重低音を増強する「デジタルAHB(アクティブ・ハイパー・バス)」も備えるほか、「5バンドマニュアルイコライザー」や、電車内での音漏れを低減する「トレインモード」を搭載。 再生モードや各種サウンドモードをユーザーが変更できる、2個のファンクションキーも備えている。
バックライト付きの液晶ディスプレイを備え、日本語や英語など計18言語のメニュー表示と、27言語での楽曲情報表示が可能。また、離れた場所から楽曲情報の表示や検索が可能な赤外線リモコンが付属する。 さらに、12月中旬発売予定の別売インターフェイスアダプタ「KS-PD500」(価格未定)を利用すれば、同社のカーオーディオで、XA-HD500の操作や楽曲情報の表示が行なえるようになるという。
付属のイヤフォンをネオジウムマグネットを採用した耳栓型インナーイヤフォン。音質チューニングにはビクタースタジオのレコーディングエンジニアが参加し、高音質化を図っている。外形寸法は51.5×16.9×91.6mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約90g。
□ビクターのホームページ
(2005年9月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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