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株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、映画「電車男」のDVDを12月9日に発売する。本編ディスクのみのスタンダード・エディションと、特典ディスクを加えたスペシャル・エディションの2種類を用意し、価格はスタンダード版が3,990円、スペシャル版が6,300円。販売は東宝株式会社。
■ スタンダード・エディション
ディスクは片面2層で、本編の収録時間は101分。映像はビスタサイズで収録。音声はドルビーデジタル2.0chと、ドルビーデジタル5.1chの2種類で収録。日本語字幕も収めている。
また、特典映像として、特報、予告編、TVスポット集を収録する。
■ スペシャル・エディション
本編ディスクと特典ディスクの2枚組み。本編ディスクはスタンダード・エディションと共通。特典ディスクは片面1層。 特典映像として、オタク3人組のその後を描いたサイドストーリー「戦車男」と、メイキング映像、ダイジェストプロモーション映像も収めている。 また、初回限定特典としてブックレット「電車男本」を同梱するほか、スペシャルアウターケースが付属する。 「電車男」は、匿名大型掲示板「2ちゃんねる」の書込みから生まれた恋愛ドラマ。秋葉原を心の故郷とし、「年齢=彼女いない歴」の22歳青年。ある日、電車の中で酔っ払いに絡まれていた美人OLを助け、お礼としてエルメスのティー・カップを貰う。 彼女の優しさに心奪われた主人公は、食事に誘おうと考えるのだが、お洒落なお店を知るわけもない。そこで2ちゃんねるに書込みを行ない、掲示板の住人達からアドバイスを受けることに。かくして「電車男」と呼ばれるようになった彼は、髪を切り、服を買い、勇気を振り絞ってデートに誘う。その成果を掲示板に報告していく内に、電車男の恋は掲示板の大きな希望へと変化していく。
インターネットの書込みから生まれた物語として注目を集め、書込みをまとめた書籍が出版。さらに、漫画化、映画化、舞台化、テレビドラマ化と様々なメディアに進出。社会現象的な人気を集めた。映画版では、電車男を山田孝之、美人OLエルメスを中谷美紀が演じ、2人を取り巻く掲示板の住人たちを、国仲涼子、佐々木蔵之介、岡田義徳らが好演した。監督は村上正典。
□東宝のDVD情報ページ
(2005年9月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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