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パイオニア株式会社は、業務用プラズマディスプレイの新モデルとして、「オフィスビジョン」2機種を10月下旬に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、市場予想価格は50V型の「PDP-50FX10」が40万円弱、42V型「PDP-42FX10」が30万円弱の見込み。両モデルとも専用スタンドを用意しており、市場予想価格は各3万円弱の見込み。 オフィス向けのプラズマディスプレイ。会議よりも規模が小さく、オフィスのミーティングコーナーなどで行なわれるディスカッションでの利用を想定している。同社はこうした小規模の話し合いを「フロアディスカッション」と命名。そのツールとして新たに「オフィスビジョン」を提案する。 スピーディーなセットアップと利用を実現するため、外部入力を検知すると自動的にディスプレイの電源がONに、途切れるとOFFになる「オートパワー機能」を搭載。さらに、新たな映像が入力されると、その信号を優先する「自動入力切替機能」や、入力信号に対して表示位置やクロック周波数/位相を自動的に最適化する「インテリジェントオートセットアップ」も備えている。 ほかにも、映像を1.5/2/3倍に拡大する「ポイントズーム」、映像を一時的に止める「静止画表示」機能なども利用できる。
パネル解像度は50V型が1,365×768ドット。42V型が1,024×768ドット。映像入力端子は共通で計3系統を用意。ミニD-sub 15ピンを2系統、S映像/コンポジット/コンポーネントを1系統備える。外形寸法と重量は50V型が1,222×96×740mm(幅×奥行き×高さ)で44kg。42V型は1,018×89×614mm(同)で29.5kg。
□パイオニアのホームページ
(2005年9月26日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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