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東芝サムスン ストレージ・テクノロジー株式会社は、ノートPC用のHD DVD/DVD/CDドライブ「TS-L802A」を初めて製品化、2005年中にサンプル出荷を開始する。 量産出荷については、「これからの受注状況や、取引先でのテスト次第で変わる」が、年内から2006年初めになる見込み。価格については、従来の「ノートPC用ドライブよりは高くなる」という。 HD DVD-ROMの再生と、DVD/CDの記録再生に対応したノートPC用の薄型ドライブ。HD DVD再生とDVD/CDの記録再生の光学系を1つの対物レンズで構成することで、小型化に成功。12.7mmの薄さを実現した。また、軽量な材料と設計の最適化により、本体重量も160gに軽量化している。 HD DVD-ROM 1倍速、DVD-ROM 8倍速、CD-ROM 24倍速の再生に対応。DVD/CDの記録速度はDVD-RAMが3倍速、DVD±R/RW 4倍速、CD-R 16倍速、CD-RW 10倍速に対応。DVD±R DLの書き込みにも対応する。バッファ容量は8MB。 同社では、今後デスクトップPC向けや記録型のHD DVDドライブの発売も予定しており、ともに2006年後半の市場投入を目指すとしている。 □東芝サムスン ストレージ・テクノロジー株式会社 (2005年9月26日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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