JEITA、2005年8月の電子機器国内出荷を発表 －映像関連が3カ月ぶりに増加し、全体額もプラスに

国内出荷実績推移(金額) 出典：電子情報技術産業協会電子統計委員会

　社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2005年8月の民生用電子機器国内出荷実績を発表した。液晶テレビなど映像機器が3カ月ぶりでプラスに転じ、全体の出荷金額も前年同月比105.9%と増加し、1,771億円となった。

　映像関連では液晶カラーテレビが好調で、前年同月比102.8%の1,155億円と3カ月ぶりのプラスとなった。

　音声関連機器は、前年同月比119.9%の153億円となり、4カ月連続のプラス、2カ月連続の2桁成長となった。JEITAでは「デジタルオーディオプレーヤーが牽引した」と分析している。

　カラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)は、61万5,000台で前年同月比98.2%と、3カ月連続のマイナスとなった。CRT、液晶、PDPの台数構成比は49.3%、46.3%、4.4%となった。

　DVDビデオは前年同月比89.9%の48万1,000台で、3カ月連続のマイナス。また、DVD録再機も27万2,000台で前年同月比93%と2カ月連続の減少。録再機の8割以上を占めるHDD内蔵型も同98.7%のマイナスとなった。再生機も同86.2%と、6カ月連続でマイナス。再生機の4割近くがVTR一体型となっている。

　ビデオカメラは同118.5%の16万6,000台で、7カ月ぶりのプラスとなった。

□JEITAのホームページ
http://www.jeita.or.jp/
□2005年8月国内出荷実績
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/shipment/2005/ship_08.htm
□関連記事
【8月26日】JEITA、2005年7月の電子機器国内出荷を発表
－DVD録再機が初めて減少。全体額も20カ月ぶりにマイナス
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050826/jeita1.htm

(2005年9月30日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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