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ソニー、DTCP IP/ハイビジョン録画対応のAVパソコン
-コピーワンス番組のIP伝送に対応。HDMI/D4出力装備


近日発売

標準価格:185,000円~


 ソニーは、デジタルチューナ内蔵のAVパソコン「VAIO type X Living」を近日発売する。直販サイト「ソニースタイル」でのみ販売され、価格は185,000円~。OSはWindows XP Home Edition。

AV機器風のデザインを採用

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを搭載したデジタル放送対応のAVパソコン。デジタル放送録画ソフト「Station TV Digital for VAIO」を採用し、デジタル放送のタイムシフト再生やマルチ画面表示に対応する。

 最大の特徴は、DTCP IPをサポートし、デジタル放送のコピーワンスコンテンツをホームネットワーク上の他の機器にHD解像度で伝送できること。StationTV Digital for VAIOで録画したコピーワンス番組は、同一の家庭内LAN環境から対応クライアントソフト「VAIO Media Ver.5.0」を利用することで視聴可能となる。

 ソニーでは、「IEEE 1394のDTCP伝送の経験を生かし、デジタル放送システムのARIB規格にいち早く対応することができた」としている。なお、DTCP IP伝送対応のVAIO Media 5.0はプリインストールされていないが、後日VAIOホームページでダウンロード可能。ただし、インストールできるのは「VAIO type X Living」と、「type V(VGC-VA200DS)」のみとなる。現在のところ、そのほかの機種で対応する予定はない。

 また、エンコーダチップにXCode II-Lを搭載した地上アナログダブル録画機能を搭載。録画ソフト「DoVAIO Ver.1.5」を利用したiEPG予約や、ダブル視聴、おまかせ・まる録などが行なえ、付属のリモコンで操作が行なえる。VAIO Media Ver.5.0は、DLNAガイドラインにも準拠し、DLNA対応のクライアント/サーバーとして利用できる。

スロットローディング式のDVDドライブを搭載

 本体はリビングでの設置を意識した横置きのデザインを採用。外形寸法は430×400×129mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.6~10.9kg。CPUはPentium D 820(2.8GHz)で、メモリは512MBから、HDDは500GBから、BTOで選択できる。スロットイン式のDVD±R/RWドライブやIEEE 802.11g無線LANも内蔵する。ビデオカードはPCI Express x16接続のGeForce 6200 with TurboCache(ビデオメモリ256MB)。

 映像出力端子はHDMI(Ver.1.1)とD4端子。通常のパソコンで利用されるDVI-IやD-Sub15pinは装備しない。そのためディスプレイ機器としてもHDMI搭載のテレビやD4入力を備えた薄型テレビなどが想定される。

 対応出力解像度は1,920×1,080/1,768×992/1,280×1,024/1,280×720/1,176×664/1,024×768/800×600ドット。対応映像方式は720p/1080i/480p/480i。

 また、ビデオ入力としてS映像やコンポジットを装備。光デジタル音声入力も装備する。光デジタル、同軸デジタル音声出力も装備。2系統のi.LINKも装備する。

 オーディオチップとして独自の「Sound Reality」を搭載。また、Felicaポートやメモリースティックスロット、CF/スマートメディア/xD/SDカードスロットなどを備えている。


HDMI出力やD端子も装備する リモコン デジタルチューナカード

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2005/products_1004.html
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGX-XL70S/

(2005年10月4日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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