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アップルコンピュータ株式会社は13日、QuickTimeの最新バージョンである「QuickTime 7.0.3」を公開した。 7.0.3は同日公開された「iTunes 6」に同梱されているバージョンと同じ。ストリーミング機能とMPEG-4 AVC(H.264)映像処理の部分で改良が行なわれているという。 また、別途ライセンスキーを購入(3,400円)して利用する「QuickTime 7 Pro」では、新型iPodで再生できるMPEG-4 AVC(H.264)動画のエンコード機能が追加されている。 QuickTime 7 Proでは、以前のバージョンからH.264フォーマットへのエンコード機能が搭載されているが、最新バージョンでは「エクスポート」設定の中に「ムービーからiPod(320×240)」というプロファイルが追加されている。 このプロファイルを選択し、書き出し(変換)を行なうと新型iPodで再生できるH.264動画ファイルが作成可能。拡張子は「m4v」。作成した動画の解像度は320×240ドットで、ビットレートは約550kbps。フレームレートは元の動画に準拠する。 なお、解像度やビットレート、フレームレートなどの設定は「既存値設定」として固定されており、任意に変更することはできない。ただし、MPEG-4の書き出し設定からH.264を選択することで解像度やビットレートなどの詳細設定は行なえる。また、3G携帯電話用の動画のエンコードもサポートしている。
□アップルのホームページ
(2005年10月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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