三菱、「D3Aエンジン」搭載の車載用地デジチューナ －アンテナごとの信号処理で受信性能を向上

12月1日発売 標準価格：105,000円

　三菱電機株式会社は、車載用の地上デジタルチューナ「TU-100D」を12月1日より発売する。価格は105,000円。

　現在放送中の地上デジタル放送(12セグ放送)の受信が可能な車載デジタルチューナ。2006年4月にスタートするワンセグ放送には対応しない。

　新たに受信性能を改善する新エンジン「D³A(Diamond Digital broadcast Decoder for Automobile)エンジン」を搭載。走行中に変化する電波の受信状況を想定し、2つのアンテナで受信するダイバーシティ受信に加え、各アンテナごとにリアルタイム信号処理を行ない、電波干渉時の受信性能を改善する。そのため、通常のダイバーシティ受信より、途切れにくい快適なテレビ視聴環境を実現できるという。

　D³Aエンジンは周辺回路とワンチップ化し、本体の小型化を実現。本体の外形寸法は1DINサイズより小型の178×160×43mm(幅×奥行き×高さ)とし、座席の下などにも容易に設置できるという。重量は1,050g。出力端子はD2×1、コンポジット×1、アナログ音声×1、光デジタル音声×1を装備。また、CDカードスロットも搭載する。

　また、カーナビや車載モニタなど小さなディスプレイ環境では、電子番組表などの表示確認が困難なため、「電子番組表拡大表示機能」を搭載。1局ごとの拡大表示を行なうことで、視認性を高めている。ワイヤレスリモコンやフィルムアンテナ、B-CASカードなどが付属する。

□三菱電機のホームぺージ
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□ニュースリリース
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(2005年10月18日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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