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ボーズ株式会社は、フロント2chのスピーカーだけでサラウンド再生が行なえるというシアターシステム「FreeStyle II(FS-321 II)」を11月21日に発売する。価格は94,290円。 「FreeStyle」の後継モデル。「3・2・1(サン・ニイ・イチ)」は、フロント2chとサブウーファ、さらにDVDプレーヤーとアンプ、DSPなどを搭載したメディアセンターで構成しているが、FreeStyle IIは2.1chスピーカーのみで構成。DSPやアンプをサブウーファに内蔵することで、通常のDVDプレーヤーなどと接続して利用できる。 独自の「TrueSpace」を採用。左右の耳に到達する音の時間差や音量差、周波数の変化などを応用し、フロントの2chスピーカーだけで音の方向性や包囲感を再現できるという。 デコーダはドルビーデジタルやAACに対応。さらに、アナログ音声やモノラル入力も5.1chサラウンドに変換する「Bose Digital」も備えている。なお、DTSのデコードには対応していない。 フロントスピーカーにはフロント用とサラウンド用に、60mm径のドライバを各チャンネルに2基搭載。外形寸法は200×136×88mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.2kg。 サブウーファを含むベースモジュールには4.1chのアンプを内蔵。定格出力は25W×2ch(フロント用)と、25W×2ch(サラウンド用)、35W×1ch(サブウーファ用)。低音用に独自のアクースティマス方式を採用し、ウーファを効率良く駆動。クリアで迫力のある重低音を実現したとしている。 サブウーファ用ユニットは13cm径。サブウーファ全体の外形寸法は221×488×360mm(幅×奥行き×高さ)。重量は11.6kg。
接続したプレーヤーやテレビ、デジタルレコーダ、チューナなども操作できるユニバーサルリモコンと、赤外線受光部が付属。受光部はインターフェイスモジュールも兼ねており、アナログ音声×1、光デジタル×2の音声入力も備えている。モジュールの外形寸法は89×68×25mm(幅×奥行き×高さ)。
□ボーズのホームページ
(2005年11月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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