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プロダクトデザインを中心とした総合展示イベント「TOKYO DESIGNER'S WEEK 2005」が11月2日~6日まで、明治神宮外苑ほかで開催している。メイン会場の入場料は2,000円(事前登録で1,000円に割引)。主催はNPO法人のデザインアソシエーションで、後援は経済産業省。 TOKYO DESIGNER'S WEEKは、企業やデザイナーが参加し、インテリア・家具・雑貨などの新しいデザインを提案するイベントで、デザイナーやメーカーのコミュニケーションやビジネスの場として利用され、一般の参加も可能。 メイン会場は、企業がコンテナでブース展開する「コンテナエキシビション」と、メーカーやインテリアショップが出展するビジネスショーの「100% Design Tokyo」(一般公開は3日、5日、6日)、国内外の学生による「学生作品展」などに分かれている。また、期間内には、都内の参加ショップでも展示が行なわれている。
コンテナエキシビション内にあるサムスンのブースでは、他人と曲を共有できるというMP3プレーヤーや、デュアルレンズ搭載ビデオカメラなどのコンセプトモデルを展示。 各モデルは、同社が’01年に立ち上げた産学連携プロジェクト「SAMSUNG Global Design Project」に参加する世界の学生たちが創作したもので、いずれも市販の予定はない。
また、イベントの公式オーディオに選定されたエムズシステムの波動型スピーカー「MSシリーズ」は、同社ブース以外でも会場内の各所で使用されていた。スタンダードモデルの「MS1001」(126,000円)のほか、エンクロージャをピアノフィニッシュとした受注生産の「MS1001-P」(189,000円)が、松下電工の特設バー「EVERLEDS」で実際に使用されている。
そのほか、インテリアショップのAREAと、家電やオーディオ機器を手掛けるデザイナーの井村恵一氏がコラボレートした「MODULE_DESIGN」ブースでは、パイプオルガンの製作者が設計したというポータブルプレーヤー用スピーカーを展示。価格は19,850円で、AREAで販売されているほか、MODULE DESIGNのサイトで直販も行なっている。
ステレオミニでプレーヤーと接続する2chパッシブスピーカーで、筐体はアルミを使用し、型を使わずに手作りで製作。プレーヤーとともに持ち運びできるキャリングケースが付属する。外形寸法は180×220×30mm(縦×横×厚さ)。
□TOKYO DESIGNER'S WEEK 2005のホームページ (2005年11月2日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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