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セイコーエプソン株式会社は、aacPlusなどの新コーデックに対応したオーディオデコーダLSI「S1V30200」を開発した。 MP3のほか、AAC LCやaacPlusなどの新しいコーデックのデコード処理が可能なデコーダLSI。aacPlusは、Coding TechnologiesのSBR(Spectral Band Replication)技術などにより、従来のAACの約半分の情報量で同等の音質を実現できるという高圧縮コーデック。 S1V30200は、携帯電話やポータブルオーディオプレーヤーでの採用を見込んでおり、スピーカーイコライザやボリュームコントロール、ステレオからモノラルへのミキシング機能を装備する。サンプリング周波数は8/11.025/12/16/220.5/24/32/44.1/48kHzに対応する。 デコーダの制御は単線式のシリアルインターフェイスを介して行なうため、多様なホスト装置からのコントロールが可能で、既存システムへの組み込みも容易という。 □エプソンのホームページ (2005年11月7日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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