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NECビューテクノロジー株式会社は、データプロジェクタ「ビューライト」の新モデルとして、無線/有線LAN対応の液晶プロジェクタ2モデルを11月21日に発売する。価格は、0.8型パネル採用の「ビューライトLT380(LT380J)」が522,900円、0.7型パネルの「ビューライトLT280(LT280J)」が417,900円。 LT380Jは0.8型、LT280Jは0.7型液晶パネルを搭載するデータプロジェクタ。解像度1,024×768ドット。明るさはLT380Jが3,000ルーメン、LT280Jが2,500ルーメン。コントラスト比は600:1。 NECインターネットシステム研究所と共同開発した、パソコン画面を高画質、高速で伝送する符号化技術「スィートコンプレッション」を採用。写真や文字、図形が混在する資料でも、付属の無線LANカード(IEEE802.11b/g)とユーティリティソフトを利用し、ワイヤレスでの投写が高速に行なえるとしている。無線LANのIPアドレス設定などが不要な「かんたん接続」も採用する。 また、LAN端子を装備し、パソコンからプロジェクタのON/OFFや入力信号切り替えなどの操作が可能。さらに、プロジェクタから最大3カ所の宛先にEメールでランプ寿命やエラーメッセージを送信する機能も搭載する。 「高輝度」、「プレゼンテーション」、「ビデオ」など6つの映像モードを搭載するほか、色調やガンマを調整したセットを6つまで保存可能なユーザー設定モードも用意。3次元YC分離回路やIP変換回路も搭載する。 そのほか、台形歪み補正機能「SQUARE SHOT」により、上下±40度、左右±35度までの補正が可能。電源を入れてから約15秒で映像を投写できるほか、電源を切ってからファンが停止する時間も約30秒となっている。 光源は200WのDCランプで、レンズはマニュアルズーム、マニュアルフォーカス。投写可能なサイズは21~300型で、投写距離は0.7~10.9m。 映像入力はDVIとコンポーネントが各1系統、アナログRGB(D-Sub15ピン)とS映像が各2系統。なお、DVIはLT380JのみHDCP対応。音声入力はステレオミニが1系統。1Wのモノラルスピーカーも内蔵する。そのほか、USB端子やPCカードスロットも備え、USBメモリやPCカード内のデータを投写することが可能。 外形寸法は294×288×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.5kg。無線LANカードや、本体のソフトケース、リモコンなどが付属する。 □NECビューテクノジーのホームページ (2005年11月7日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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