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シャープ株式会社は、電源スタンバイ状態から約1秒でEPG表示や録画が行なえる「一発起動」機能を備えた3in1レコーダ3モデルを12月1日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。各モデルの店頭予想価格と搭載するHDD容量は下表の通り。
VHSビデオデッキ、HDD、DVDを一体化したレコーダ。HDD容量とカラーリング以外の主な仕様は共通。録画・再生・視聴中の番組名を本体の液晶に表示する「タイトルウインドゥ」や、HDD/DVD/VHSビデオそれぞれの動作状態を知らせるイルミネーション表示付き大型ボタン「メディアサークル」を搭載。再生中は青、録画中はオレンジに点灯する。
最大の特徴は、電源スタンバイの状態から約1秒で作動状態になる「一発起動」機能を備えたこと。従来モデル「DV-HRW50」の約20秒より大幅に高速化しており、すぐにEPGやHDDへの録画・再生が行なえるという。なお、同機能は設定で“一発起動”をONにしておく必要があるが、ON時の待機消費電力は公開されていない。OFF時の待機時消費電力は0.4W。 チューナはBSアナログ1系統と、地上アナログ2系統の計3系統を装備。HDDとVHS、DVDとVHSへの同時録画が可能。ただし、BSチューナはHDD/DVD専用となっており、VHSへの録画は行なえない。録画モードはXP/SP/LP/EPの4モードに加え、65段階のマニュアル設定が可能。 HDD/DVD/VHSビデオ間での6方向ダビングに対応。HDDからDVDへは最高65倍速のダビングが行なえる。また、VHSからのダビング時には、専用のデジタルノイズリダクションとTBCも利用可能。DVDドライブはDVD-R/RWへの録画が可能で、DVD-R/RWへのVRモード録画も可能。ただし、2層メディアへの書き込みには対応していない。再生はDVD±R/RWとDVD-RAM(ノンカートリッジ)に対応する。 高画質化機能として、3次元デジタルノイズリダクションや、ブロックノイズリダクション、モスキートノイズリダクション回路を搭載。HDD/DVDでは音声付きの1.5倍速再生も可能。録画したコンテンツを最大6つのグループにわけて管理する機能も利用できる。 EPGはGガイドに対応し、スポーツ/ドラマ延長にも対応。HDD/DVDに加え、VHSビデオへの録画予約もEPG画面から行なえる。 付属のリモコンは表面に48キーを備えたシンプルリモコン。使用中に操作のポイントや用語の解説を画面に表示するヘルプ機能を備えるほか、専門用語などを解説した冊子「かんたんガイド」も同梱する。
入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統搭載。i.LINK(DV)入力も備える。出力は、HDD/DVD専用でD2、S映像、アナログ音声、光デジタル音声を各1系統用意。HDD/DVD/VHS共用出力としてコンポジット、アナログ音声を各1系統備える。外形寸法は430×343×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.9kg。
□シャープのホームページ
(2005年11月11日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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