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アップル・コンピュータ株式会社は16日、日本国内におけるiPodシリーズの台数ベースの国内シェアが約60%に拡大したと発表した。 同シェアの集計期間は11月7日から13日まで。全国の主要パソコン専門店、家電量販店のPOSデータを集計し、BCN(Business Computer News)が導き出したもので、現行のiPodシリーズであるiPod/iPod nano/iPod shuffleを合わせた数字となっている。 また、アップルの直営店であるアップルストアや、オンラインのアップルストアでの販売数はカウントされていない。そのため、同社では「アップルストアでの売上げを加えれば、実際のシェアはさらに伸びている」と分析している。 シェア拡大の理由について、アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当のフィリップ・シラーシニアバイスプレジデントは「日本の音楽ファンが、世界で最も人気の高いオンラインミュージックストアであるiTunes Music Storeと、世界最高のデジタルミュージックプレーヤーiPodの比類ない組み合わせを強く支持してくれた結果」と説明。
WebBCNラインキングの道越一郎編集長は「9月以降、5割を超える販売シェアを維持しているアップルは、日本の携帯オーディオ市場で“唯一の勝ち組”と言えるまでの存在に成長した。年末商戦で、数字をどこまで伸ばすのか大いに注目している」と語っている。
□アップルのホームページ
(2005年11月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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