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株式会社エゴシステムズは、DACを内蔵したヘッドフォンアンプ「Dr.DAC」において、一部のCD/DVDプレーヤーとデジタル接続した際、再生時にリピートや曲の頭出しを行なうと、曲の最初のコンマ数秒がフェードインする症状を確認したと発表した。 この症状は、Dr.DACの「ソフトフェード機能」が動作するために起こる仕様だが、同社のサイトの製品情報やマニュアルには記載していなかった。同社は「ソフトフェード機能は製品の仕様だが、これは製品の便利な機能ではなく、ユーザーの耳や接続機器を保護するための機能であることと、発売前に同様の症状を確認できていなかったことから記載しなかった」としている。 ソフトフェード機能は、再生やリピート、頭出しの操作を行なう際や、複数のフォーマットで記録されたCD/DVDの再生時に、プレーヤー側でサンプリングレートをリセットする際に発生するノイズを低減する機能。 「可能な限り音の立ち上がりを早くするように設計しているが、リセットのタイミングが再生機器により異なるため、症状が出る場合と出ない場合がある」(同社)としており、同社サイトでは、該当部分を修正したマニュアルがダウンロードできるようになっている。 □エゴシステムズのホームページ (2005年11月18日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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