松下電器、初のBD/DVD/CDドライブ用チップセット －4倍速BD-R/RE記録に対応。PC向けの展開も

2005年12月サンプル出荷開始

　松下電器産業株式会社は、Blu-ray Discに加え、DVD、CDの全メディアの記録再生に対応したチップセットを開発し、12月よりサンプル出荷、2006年1月より量産出荷を開始する。

　サーボ制御やレーザーパワー制御などのアナログ処理を行なうフロントエンドプロセッサと、デジタルリードチャネルなどの信号処理を行なう光ディスクコントローラの2チップ構成のチップセット。

　Blu-rayに関しては、BD-ROMを含む全ての最新規格の記録再生が可能。高精度ライトストラテジ技術や、高速信号処理技術の導入などにより、BD-R/REの記録再生は業界最高の最高4倍速となる。また、DVD-ROM/CD再生のほか、DVD-RAM/R/RW、DVD+R/RW、CD-R/RWの記録再生が可能。

　従来より、BD-R/RE対応チップセットや、DVD/CD対応チップセットはそれぞれ商品化されていたが、BD/DVD/CDの全メディア対応のチップセットは今回が初の商品化となるという。

　BDに加え、DVD/CDなどの既存メディアに対応したことで、複数メディア対応が強く要求されるPC分野向けへの展開も容易としたほか、PC用インターフェイスとしてATAPIとSerial ATAの両インターフェイスをラインナップする。

□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn051117-1/jn051117-1.html

(2005年11月18日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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