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ソニーは、1,024×768ドットの液晶パネルを搭載し、輝度6,000ルーメンを実現した液晶データプロジェクタ「VPL-FX52」を12月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は98万円前後の見込み。
解像度1,024×768ドット、1.3型の透過型液晶を3枚使用した3LCD方式のデータプロジェクタ。輝度は最大6,000ルーメン。光源として300Wのランプを採用し、光をパネル開口部に効率良く集めるマイクロレンズアレイも搭載している。 レンズは約1.3倍の電動ズームで、フォーカスも電動。本体とリモコンからズーム/フォーカスを調整できるほか、本体を上下最大90度まで傾斜させ、ミラーなどに反射させ、投影もできる。投写画面サイズは40~300型まで対応。上下方向に±約20度の補正が行なえるデジタル台形補正機能も利用できる。 さらに、別売のレンズを利用すれば、投写画像の位置を移動させる「ピクチャーシフト」機能も利用か可能。2台のFX52を重ねて1つの画像を投写し、輝度不足を補うこともできる。 ソースが24フレームのフィルム素材をベースにしたものだと判断すると、質感を損なうことなく60フレームに変換する機能を搭載。独自の高画質I/P変換機能も備え、データ画像だけでなく、動画もクリアなプログレッシブ表示が行なえるという。 主電源を入れるだけで投影が開始できるダイレクトパワーオン機能を搭載。さらに、終了時に電源をOFFにするだけで、スタンバイ状態を経ずに停止するダイレクトパワーオフも実装。会議場などのスイッチャーからも電源制御が行なえる。また、ネットワークコントロールにも対応している。
映像入力は480/60i、575/50i、1080/60i、480/60p、575/50p、1080/50i、720/60p、720/50p、540/60pに対応。映像入力としてDVI-D、5BNC(アナログRGB/コンポーネント)、D-Sub 15ピン(アナログRGB)、S映像、コンポジットを搭載。外形寸法は480×502×169mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約10.5kg。
□ソニーのホームページ
(2005年11月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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