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株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルは18日、米Sony BMGが発売している「XCP」採用CDについて、同社が輸入販売したタイトルを、米国と同様に回収交換を行なう方針を明らかにした。 XCP搭載CDについては、PC上で利用すると、Windows PC上でセキュリティ上の問題を引き起こすことが指摘されており、実際に同DRM技術を悪用した複数のウイルスの発生が確認されている。そのため、Microsoftでも後日、XCPを削除するツールの公開を予定している。 XCP採用CDの国内レーベルからの発売はないが、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルは米国盤の輸入販売を行なっており、輸入盤として店頭での販売も行なわれた。米Sony BMGが公開したXCP搭載CDのリストでは、52のディスクが対象と告知されていたが、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルの取り扱いは40タイトルとなる。 また、米Sony BMGのリストに記載されていた、Jon Randall「Walking Among The Living(EK-92083)」に関しては、同社取り扱い製品は通常CDだったため、詳細を確認中。また、同じくリストに掲載されていた「Ricky Martin「Life」(CK-93460)とPeter Gallagher「7 Days in Memphis」(8279697753- 2)については、リストの誤記で通常CDだったという。 同社では、これらのディスクについて、販売店に販売中止と店頭在庫の回収を呼びかけるとともに、ディスクを購入したユーザーに対しても、米国と同様に同一タイトルの通常CDへの交換措置を行なう予定。具体的な対応については、詳細が決まり次第、ホームページで告知するとしている。
(2005年11月18日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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