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インターワイヤード株式会社が運営するインターネット・マーケットリサーチ・サービス「DIMSDRIVE」は21日、イヤフォン、およびヘッドフォンに関する調査結果を発表した。 同調査は、DIMSDRIVEが保有するモニター3,156人に対し、9月29日から10月3日まで行なわれたもの。モニターは45.4%が男性、54.6%が女性。年齢は10代以下は1.7%、20代が19.3%、30代が37.4%、40台が27.4%、50代が10.9%、60代以上が3.4%となっている。
3,156人中、イヤ/ヘッドフォンを使用していると答えたのは53.7%。「使用していない」が46.3%。イヤ/ヘッドフォンを単品で購入したことがあるかという問いには、54.1%が「イヤフォンを購入した」と答え、47.5%が「ヘッドフォンを購入」。「購入したことはない」は26.9%となった。また、付属品とは別にイヤ/ヘッドフォンを購入したことがあると答えた人も77.4%にのぼっている。 タイプでは、「インナーイヤー型イヤホン」が(38.6%)、ヘッドバンド型ヘッドフォン(18.9%)、「耳掛け・クリップ型ヘッドフォン」(18.7%)、「カナル型イヤフォン」(11.6%)と続く。
使用しているメーカーでは、ソニーが最も多く31.5%、次いで松下電器が9.7%、オーディオテクニカが5.8%。。ただし、「わからない」と答えた人も24.3%と多い。また、タイプでもメーカーはソニーが多く、カナル型(46.5%)、ネックストラップ型(46.8%)ではほぼ半数の人がソニーを製品を使用しているという。
「イヤフォンに重視すること」では、第1位が「耳から落ちないこと」で54%。以降「遮音性」(52.7%)、「音質」(51.5%)、「フィット感・肌触り」(48.6%)、「価格」(41.9%)と続いている。 ヘッドフォンでは、「音質」が61.4%で1位に。次いで「遮音性」(55.6%)、「フィット感・肌触り」(48.5%)、「音が割れないなど」(40.8%)と続き、4位はイヤフォンと同じ「価格」(40.2%)。イヤフォンとヘッドフォンでは重視する点が異なり、特にイヤフォンでは音質や遮音性よりも、耳から落ちない事が重視される結果となった。 イヤフォン/ヘッドフォンの使用者で、ポータブルオーディオに接続している人は1,462人中725人。ポータブル機器に付属するイヤフォンの満足度は、「満足」(12.1%)と「やや満足」(30.3%)を合わせた「満足している人」が42.4%。反面、「やや不満」(26.9%)と「不満」(8.6%)を合わせた「不満な人」は35.5%となった。 不満な点は、「耳から落ちる」が最も多く44.7%。次いで「フィット感・肌触りが良くない」(40.9%)、「音質が良くない」(35.0%)と、音質よりも、付け心地に対する不満が多い。 購入する際に支払う金額では、イヤフォンが「1,000円未満」が(36.6%)と最も多く、次いで「1,000円~2,000円未満」の(26.1%)。ヘッドホンは「2,000円~3,000円未満」が(23.2%)で1位。次いで「3,000円~5,000円未満」(18.7%)、「1,000円~2,000円未満」(17.2%)だった。また、購入する際、試着や試聴は必要かという問いについては「試着・試聴したい」(63.7%)と「やや試着・試聴したい」が(23.1%)で計86.8%を占めた。
□DIMSDRIVEのホームページ
(2005年11月21日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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