|
玄人志向は、ソースの入力からPCディスプレイの表示までの遅延が少なく、ゲームなどの表示に適しているというUSBテレビキャプチャユニット「KRTV-AGB/U2」を発売する。分類は「セレクトシリーズ」。出荷は11月22日に開始しており、順次店頭販売が行なわれる。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は1万円前後の見込み。対応OSはWindows 2000/XP。 USB 2.0接続のテレビキャプチャユニット。アナログチューナを内蔵しており、接続したPCでテレビを観ることができる。また、テレビ視聴用ソフトとしてInterVideoの「HomeTheater」を同梱。MPEG-1/2フォーマットで、ソフトウェアエンコードの録画も行なえる。 開発はアダプテックジャパンが担当しており、玄人志向ブランド向けにOEM供給されている。最大の特徴は、アダプテック独自の「ゲームブリッジテクノロジ」を採用したこと。通常、USBキャプチャ/チューナユニットは、USB経由でPCのソフトウェア上で表示を行なうため表示の遅延が発生するが、同技術を採用することで、遅延を最小0.07秒まで短縮したという。
玄人志向は「遅延がゼロではないが、アクションゲームやシューティングゲームなど、遅延がプレイの障害になるようなゲームであっても、快適にプレイできる」と説明している。
入力端子は専用ケーブルを介して、S映像、コンポジット、アナログ音声(RCA)が各1系統利用可能。チューナ部にはシリコンチューナを採用し、小型筐体を実現。外形寸法は43×66×20mm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は29g。電源はUSBバスパワーのみで動作。ワイヤレスリモコンやキャリングポーチを同梱する。
□玄人志向のホームページ
(2005年11月22日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|