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試写会の前には、自称“恋愛体質”の梨花さんが一夜限りの講師として登場。「“アルフィー男”に気をつけよう!」と題して、女の敵にひっかからない為に独自の恋愛感について語る「恋愛レッスン」を行なった。 日本では2005年7月に劇場公開されたアルフィーは、'66年に公開され世界各国で大ヒットしたマイケル・ケイン主演の同タイトルの映画をベースに、チャールズ・シャイアー監督がジュード・ロウ主演でリメイクした作品。 ロンドン出身のアルフィー・エルキンス(ジュード・ロウ)は、ワインと女性を愛するハンサムなプレイボーイ。極上の女性を射止めようと、世界中の美しい女性が集まる町ニューヨークへやってきた。 アルフィーは、ニューヨークでリムジンの運転手をしながら、自由奔放な独身生活をエンジョイ。様々な境遇の女性たちと、さまざまな形で関係をもつが、孤独が癒されるわけではなかった。そして、クリスマスの夜。ニッキー(シエナ・ミラー)と運命的な出会いを果たすのだが……。
梨花さんは、この映画について「モテたい男性はぜひ見てほしいけど、モテる男も見てね! 本気の愛を逃さないように!」と紹介している。
本編は105分で、映像はビスタサイズをスクイーズで収録。音声は英語と日本語をいずれもドルビーデジタル5.1chとなっている。字幕は、日本語/英語/音声解説用(日本語)/吹替用日本語。
特典として、音声解説や、メイキング「制作を振り返って」、未公開シーン、ストーリーボード・ギャラリーなどを収録している。
女性ばかりの会場の雰囲気に梨花さんは、「私のファンは意外と女性の方が多いというか、男性が少ない。最高です」と笑顔を見せた。ただ、「いつもと違う、静かな雰囲気で、バラエティとはぜんぜん違って、話しても返ってこないので、緊張しました」と話していた。 DVDを見た感想は、「シエナが大好き。ファッションを参考にしている一人なので、まずファッションとヘアメイクに釘付け。シエナのプライベートな洋服がすごくかわいくて参考にしていますが、この映画のなかでも、オシャレでかわいい」とシエナのファッションを絶賛。 この映画の主題であるプレイボーイに対するイメージについては、「最初はひどいなと思う。でも、よくよく考えてみると、寂しくないのかなと思える。友人の中に一人いて、“男性ってこういう部分があるんだな”って、参考にしたいというのはあっても、実際に自分の彼になる人がプレーボ-イだと、キツイですよね。ありえない」と、恋愛対象にはならいないとの感想。
また、「やっぱり、男性で苦労はしたくないですね。今の理想は、ドラマの『ひとつ屋根の下』のあんちゃんと、『ムコ殿』の桜庭裕一郎。家では甘えていても、守てくれるところがいい」という。
数々の経験を積んできた、今の梨花さんの恋愛のモットーは「バランス」。「昔は恋愛中心で、恋愛だけになってしまっていた。恋愛がうまくいっていないと、何もかもがうまくいかない。依存が強くて、極度でした。そんな自分がすごい嫌いになってしまって最悪でした。今は、少しづつ大人になってきたのか、家族の時間、友達との時間など、色々な時間とのバランスがうまくとれたのが理想です」と語る。 アルフィーについては「私は押しに弱いので、強引にされたら、なびきがちになるので、気をつけたい。ただ、人生は一度きりなので、飛び込んで行っちゃうのもありなのかな……。でも、友達がそういう男性に魅かれたら、おすすめしたくない」と話す。 観客から、「今まで一番ひどかったふられかた」というキツイ質問が投げかけられると、「一番ひどいのは着信拒否。何十回もかけても話中で、着信拒否だと途中で気づいて、一緒にいた友達にかけてもらったら、つながるのよ! ダメになりそうな期間が何ヶ月か続いていたので、その時に友達の電話でお別れをしました」と過去の恋愛を振り返った。 最後に恋愛について、「好きな男性が存在しているのは、すごい大事なことだと思うんです。でも、その前に、女の子同士で、女の子同士じゃないと語れないこと語る、そういう時間を大切にしていると、自分がオシャレに磨かれていく。女の子同士でいる時間が、やっと好きになれた」と締めくくった。
□パラマウント ホーム エンタテインメントのホームページ (2005年11月24日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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