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DVDメディアの私的録画補償金、認知度は30%
-JRIA調べ。レコーダは「価格重視」が前年比5%増


11月25日発表


 社団法人日本記録メディア工業会(JRIA)は25日、Webアンケートによる「DVDメディア消費者調査報告書」を刊行した。

 今年で3年目となるアンケートで、一昨年はDVDメディアに関する「認知」、「理解度」、「購入意欲」、「使用実態」の把握。昨年度は「購入実態」や「使用実態」に比重を移した調査を実施。2005年度はDVDビデオカメラにも焦点を当て、機器やメディアの保有状況、購入意欲などについて調査している。

 調査対象はDVDを認知している15歳以上の男女10,905人。女性比率は56.2%。平均年齢は33.5歳。DVDレコーダの使用者は3,691人、PCの記録型DVDドライブ使用者は4,061人となっている。

 私的録画補償金に対する認知度では、DVDメディアに録画用とデータ用の2種類があることを知っている人は74%。制度自体を知っている人が30%。録画用DVDメディアの価格に補償金が含まれていることまでを認知している人は29%となった。いずれも知らないと答えた人は22%。

DVDレコーダの購入理由
※出典:社団法人日本記録メディア工業会

 所有するDVDレコーダの対応記録方式は、DVD-R/RWが34%、DVD-R/RW/RAMが26%、DVD-R/RAMが25%、DVD±R/-RWが23%。「わからない」が22%。購入理由については、「値段」がトップで65%、「メーカー・ブランド」が48%、「HDD容量が大きいこと」が28%、「対応規格」が27%で上位を占めている。前年と比較すると、「値段」は60%から65%に増加、「メーカー・ブランド」は51%から48%に下がっている。

 購入時期は、「この1年位」が8%、「1~3カ月前位から」が35%、「半年位前から」が11%で、2005年に使用を開始した人は計54%となっている。2004年に使用を開始した人は73%。

 ビデオカメラの保有率は、対象者の40%にあたる4,340人。カメラのタイプでは、「DVカメラ」が56%、「8ミリ」が31%、「8cm DVD」が4%、「そのほか」が9%。調査対象全員に向けた、今後のビデオカメラの購入予定は、「具体的に予定あり」が3%、「具体的ではないが欲しい」が44%で、「欲しい人」の合計は47%。反面、「購入したいと思わない」が53%となった。

□JRIAのホームページ
http://www.jria.org/
□ニュースリリース
http://www.jria.org/member/20051125b.html

(2005年11月28日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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