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東芝、VHSビデオデッキ約11万台に発煙・発火の可能性
-落ちたバネが基板でショート。無償点検・対策を実施


11月28日発表


 株式会社東芝は28日、‘98年の4月から‘99年の8月までに生産したVHSビデオデッキ「A-B8」シリーズ6機種について、発煙・発火する可能性があることを明らかにした。

 対象機種は、‘98年4月から‘99年8月に生産された「A-B8」、「A-BT8」、「A-B88」、「A-BK80」、「A-BDN8」、「A-BY2」の6機種。総生産台数は18万5,700台だが、残存台数の推定は11万台だという。

 不具合の内容は、何らかの原因でテープ挿入口の扉が破損し、扉についたバネが内部の特定の回路基板上に落下し、回路をショートさせ、発煙・発火する可能性があるというもの。

 同社ではこれに対応するため、無料の点検処置を実施する。下記の窓口まで連絡すると、東芝テクノネットワークの技術者がユーザー宅を訪問。回路基板上の特定箇所に絶縁処理を施し、バネも絶縁コーティングしたものと交換するという。

 また、11月29日に付けの主要新聞朝刊にも告知広告を掲載し、対策を呼びかけていく。

【点検処置の受付窓口(※11月29日受付開始)】

  ○Tel.0120-509-541
  ○Fax.0120-522-283
  ○受付時間:9時~18時
(土・日・祝日を除く/‘05年12月30日~‘06月1月4日を除く)
     ‘05年12月18日までは土・日の9時~17時も受け付ける

□東芝のホームページ
(11月28日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.toshiba.co.jp/

(2005年11月28日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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