|
関東圏で地上デジタル放送の電波を送信している東京タワーは、12月1日より送信出力をフルパワー(定格出力10kW)で行なう。これを記念して、12月1日の1日だけ、タワーの上部がブルーにライトアップされる。 東京タワーのブルーライトアップは、2002年に行なわれたFIFAワールドカップ以来2度目。なお、ライトアップ時間は18時50分から23時までで、ライトアップの模様はテレビで生中継される。 また、11月21日の17時~23時、11月22日~12月1日の18時~23時には、大展望台のガラスに「地デジ」の文字が表示されるライトアップも行なわれる。表示されるのはお台場方面と六本木方面の2面。
ほかにも、京浜東北線の車体を使った広告や、地上デジタル推進大使を起用したエリア拡大告知ポスターの掲示なども順次行なわれる。 現在、東京タワーでは地上デジタルテレビ放送の内、NHKデジタル総合を410W、NHKデジタル教育、広域民放5社、東京MXテレビ各700Wで送信しているが、12月1日よりフルパワー送信に切り替え、東京MXテレビ以外が10kW、東京MXテレビは3kWにそれぞれ増強される。
同時に、群馬県の前橋、栃木県の宇都宮、神奈川県の平塚にある3カ所の大規模中継局も放送を開始。これにより、NHKと在京キー局の視聴可能世帯数の予測は、関東地方の90%の世帯をカバーする約1,500万世帯となる見込み。現在の視聴可能世帯数は、NHKデジタル総合が約880万世帯、NHKデジタル教育と民放5社が約640万世帯。なお、東京MXテレビも約470万世帯から約690万世帯に増加する見込み。
□東京タワーのホームページ
(2005年11月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|