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株式会社ケンウッドは、圧縮音楽ファイルの失われた高音域を補完する「Supreme(サプリーム)」技術を搭載した車載用CD/MDレシーバ「DPX-066MD」を12月下旬に発売する。また、MP3/WMA/AAC対応機能やSupremeを省いた下位モデル「DPX-055MD」を12月中旬に発売する。価格は066MDが44,100円、055MDが39,900円。
■ DPX-066MD CDデッキとMDデッキ、FM/AMチューナを搭載した2DINサイズのレシーバ。アンプの最大出力は50W×4。同社のHDDオーディオプレーヤー「Media KEG(HD30GA9)」に採用している独自の特許技術「Supreme」をカーオーディオ製品としては初めて搭載した。CD-R/RWに記録したMP3/WMA/AACの再生に対応しており、Supremeを適用することで圧縮時に失われた高音域を補完し、CDに迫る音質で再生できるという。 また、外部入力端子も備えており、ポータブルオーディオプレーヤーなどとも接続可能。さらに、別売のiPod用インターフェイスユニット「KCA-iP500」(10,500円)にも対応。iPodを066MD側から制御できるほか、充電も行なえる。対応するiPodは第3/4世代とiPod mini/photoで、shuffleには非対応。第5世代とnanoに関しては「調査中」としており、詳細が判明次第発表するとしている。 音質面ではSRS WOWを搭載。さらに、6種類のプリセットパターンとユーザーカスタマイズが可能な「dBイコライザーPRO」も用意する。操作部には回す、押すといった操作が行なえるロータリーエンコーダーを採用。液晶部にはブルーライトの間接照明を配している。
■ DPX-055MD/055MDS 066MDから、MP3/WMA/AAC対応機能やSupremeを省いたモデル。カラーバリエーションとしてブラックとホワイトの2色を用意する。主な仕様は066MDと共通で、アンプ部の最大出力は50W×4。
外部入力端子は備えているが、iPod用インターフェイスユニットには非対応。SRS WOWやdBイコライザーPROも内蔵。ロータリーエンコーダーも装備する。
□ケンウッドのホームページ
(2005年11月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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