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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社(TI)は8日、DVDレコーダやAVアンプ、デジタルテレビ、カーナビなどへの組み込みを想定したA/Dコンバータ「PCM1807」を発表した。既に量産出荷を開始しており、1,000個受注時の単価は1ドル。 ΔΣモジュレータを内蔵し、64倍のオーバーサンプリングが行なえるA/Dコンバータ。分解能は24bit、サンプリングレートは16kHz~96kHzに対応する。 入力部に、DC成分を除去するためのハイパスフィルタ機能や、エイリアシングを除去するためのローパスフィルタも備えている。 これらの機能により、外部回路や外部デジタル処理が省略でき、コストを低減できる。また、3線シリアル・インターフェイスを備え、パワーダウンやミュート、データ・フォーマット、モードなどの設定が行なえる。
ダイナミックレンジは99dB(代表値)。電源電圧はアナログ5V、デジタル3.3V。サイズは14ピンのTSSOPパッケージとなっている。
□日本TIのホームページ
(2005年12月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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