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米Sigma Designsは12日(現地時間)、同社のメディアプロセッサ「SMP8630シリーズ」を利用したBlu-rayプレーヤーをパイオニアと共同開発したと発表した。パイオニアでは、2006年度上期にフル機能を備えたBDプレーヤーを発売予定としており、その製品にSigma DesignsのSMP8634を搭載する。
Pioneer Electronics ホームエンターテインメント部門のマーケティング/製品企画担当副社長のRuss Johnson氏は、「パイオニアはフル機能搭載のBDプレーヤーを最初に市場投入したいと考えている。SigmaのSMP8630チップセットにより我々はソフトウェア開発に注力できるとともに、付加価値の高い機能拡張などが行なえる」と説明している。 SMP8634は300MIPSのホストCPUやメモリコントローラを内蔵したワンチップのメディアプロセッサ。MPEG-4 AVC(H.264)やVC-1(WMV)、MPEG-2/MPEG-4のデコードに対応するほか、HD映像のアクセラレーションや、マルチチャンネル音声に対応。HDMI/HDCPの出力機能もコアに内蔵、EthenetやUSB 2.0コントローラ、IDEコントローラなども備えている。 □Sigma Designsのホームページ (2005年12月13日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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