アルパイン、iPodの高速曲検索が可能なDVDレシーバ －通信速度が2倍に向上。nano用ホルダも

DVA-9861Ji

2月上旬より順次発売 標準価格：4,980円～64,890円

仕様			型番	価格	発売時期
1DIN	Full Speed Connection for iPod対応	DVD/CD 50W×4chアンプ	DVA-9861Ji	64,890円	4月
		CD/50W×4chアンプ	CDA-9857Ji	39,690円	3月
		CD/45W×4chアンプ	CDA-9856Ji	29,190円	3月
	CD/45W×4chアンプ		CDE-9846J	18,690円	2月
			CDE-9846JR
2DIN	MD/CD/50W×4chアンプ (別売「KCA-420i」接続でiPod対応)		MDA-W925JS	48,300円	2月
			MDA-W925JW
			MDA-W925JB
iPod nano用ホルダー			KTX-700iW	4,980円	3月
			KTX-700iB

　DVDオーディオ(2ch)やVRモード記録のDVD再生にも対応するDVD/CDレシーバ。付属ケーブルをiPodに接続して高速で操作が行なえる「Full Speed Connection for iPod」に対応。従来のiPod接続用アダプタ「KCA-420i」(10,500円)に比べ、データ通信速度が2倍に向上したという。

　通常の操作に加え、iPod内の収録曲を6分割してプレイリスト/アーティスト/アルバム/曲名から検索が可能な「ダイレクトサーチ」も行なえる。対応するiPodは第3/4世代iPodとiPod photo/mini/nano。第5世代iPodについては検証中としているが、動画再生には対応しない。

　DVDビデオのほか、音楽CD、CD-R/RWも再生可能。MP3/WMA再生もサポート。音質面では、低域を+20dBブーストする「Dynamic Bass」や、メリハリのあるサウンドを実現するという音響補正技術「BBE」も搭載する。4色のイルミネーションを用意し、夜間走行時やノイズ低減用に「ブラックアウト」機能も備える。

　フラッグシップモデル「AlpineF#1Status」の設計思想を継承したという「Micro Dynamicsアンプ」を搭載し、出力は50W×4ch。ノイズ干渉や信号スピードを考慮した独自の回路技術「S.T.A.R.サーキット」も採用する。

　DVA-9861Jiと同様に「Full Speed Connection for iPod」に対応するCDレシーバ。CDA-9857Jiはダイレクトサーチに対応するほか、ディスプレイはかな/漢字の日本語表示に対応する「Bio-EL」を採用する。また、パワーアンプの追加に対応する3系統のプリアウトを装備。

　CDA-9856JiもFull Speed Connection for iPodに対応するが、ダイレクトサーチや日本語表示には非対応。検索は「クイックサーチ」を利用する。また、プリアウトは1系統のみ。CD部はCD-R/RWも再生可能で、MP3/WMAにも対応する。

CDA-9857Ji	CDA-9856Ji

　アンプはどちらもMicro Dynamicsアンプだが、出力は9857Jiが50W×4ch、9856Jiが45W×4chとなる。低域をブーストするBEEや、4色イルミネーションも搭載。操作系には、ロータリーエンコーダを向上させ、サーチがスムーズに行なえるという「ポップアップ・ロータリーノブ」を採用。

　MP3再生対応のエントリー向けCDレシーバ。「Full Speed Connection for iPod」には対応しない。カラーはブラック/ブルー(J)とブラック/レッド(JR)の2モデルを用意する。ファイル名で曲が検索できる「ミュージックファイルサーチ」を搭載。Micro Dynamicsアンプを搭載し、出力は45W×4ch。

CDE-9846J	CDE-9846JR

　2DINのCD/MDレシーバ。パネルとイルミネーションの色が異なる3色のカラーバリエーションを用意する。MD部はMDLPやNetMDに対応。CDは音楽CDのほかCD-R/RWに対応し、MP3/WMAもサポート。圧縮音楽で失われた倍音成分などを復元するという「Media Xpander」も備える。

MDA-W925JS	MDA-W925JW	MDA-W925JB

　アンプの出力は50W×4ch。音質面ではフロント/リアスピーカーからの音の到着タイミングを高精度に調整できるという「4ch TCR(タイムコレクション)」を搭載。さらに、音を各周波数帯域ごとに分割し、より理想的なスピーカー駆動を実現するという「2Way X-OVER(クロスオーバー)」回路、各チャンネルをコントロールし、低音を補う「Bass Focus」も備えている。

　さらに、専用のWebサイト上から、車種ごとの音響セッティングデータ(推奨参考値)をマニュアル入力することで、車内の音響が改善できるという「i-Personalize」に対応する。

　そのほか、4バンドイコライザやクイックサーチ機能も搭載。「Full Speed Connection for iPod」には非対応だが、別売「KCA-420i」との接続によりiPodの操作などが行なえる。

KTX-700iW	KTX-700iB

　iPod nanoを車のシガーソケットに固定できるホルダー。カラーはホワイト(W)とブラック(B)を用意。

　「Full Speed Connection for iPod」対応機種または別売のiPodアダプタ「KCA-420i」との接続でnanoの充電が可能となるが、単体では充電に対応しない。側面にはブルーのイルミネーションを備える。

□アルパインのホームページ
http://www.alpine.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.alpine.co.jp/alpine/news06/06audio/060113.html
ml
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(2006年1月16日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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