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株式会社ルネサステクノロジは、同社のアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」を利用した携帯電話でWindows Media Audio DRMに対応するミドルウェア「WMA/DRMデコードミドルウェア」を1月31日より提供開始する。 同ミドルウェアを利用することで、WMAを利用した音楽配信サイトで用いられる「Windows Media DRM 10」に対応。SH-Mobileを搭載した携帯電話で、DRM保護されたWMA楽曲再生を容易に可能とするほか、開発期間の短縮も実現できる。 WMAデコード処理も、従来のミドルウェアのCPU負荷の約1割程度まで負荷を低減。WMA再生しながらも画像表示などの他のアプリケーション処理を余裕を持って行なえるという。さらに、ライセンス管理機能や、時刻管理機能などを備え、著作権管理機能も搭載。サブスクリプション型の音楽配信サービスにも対応できる。 ポータブルプレーヤー向けの「Windows Media DRM 10 for Portable Devices」に対応し、WMAデータの転送には、PCとの連携は通信プロトコルMTPを利用してUSB経由で行なう。同ミドルウェアにはMTP向けのプロトコルを用意し、同機能を利用することでMTPに容易に対応可能となる。 対応オーディオフォーマットはWMA Standard。サンプリングレートは8/11.025/16/22.05/24/32/44.1/48kHz、ビットレートは5~384kbpsまでサポートする □ルネサス テクノロジのホームページ (2006年1月24日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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