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シャープ株式会社は、「AQUOS ハイビジョンレコーダ」シリーズの新モデルとして、地上/BS/110度CSデジタルチューナを内蔵し、250GB HDDとVHSビデオデッキ、DVDドライブを搭載した3 in 1レコーダ「DV-ARV22」を3月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後の見込み。月産台数は15,000台。 VHSビデオデッキ、HDD、DVDを一体化したレコーダ。HDMI出力端子も備えている。地上/BS/110度CSデジタルチューナと、アナログチューナも各1基搭載しながら、厚さ95mmの薄型筐体を実現。同社は「デジタルチューナ内蔵 3 in 1レコーダとして、世界最薄」としている。HDD容量は250GB。 アナログチューナのみの下位モデルと同様に、電源スタンバイの状態から1秒で作動状態になる「一発起動」機能を用意。すぐにEPGの表示や、HDDへの録画・再生が行なえる。ただし、同機能は設定で“一発起動”をONに、内部を半起動状態にしておく必要がある。ON時の待機消費電力は公開されていない。OFF時の待機時消費電力は1.1W。動作時の消費電力は44W。 デジタル放送をHDDにTS録画可能。さらに、DVDに加え、VHSビデオにもデジタル放送をSD/アナログ画質に変換しながら録画できる。地上アナログ用EPGはGガイドに対応。デジタル/アナログ放送ともにスポーツ/ドラマ延長に対応。Gコード予約もサポートする。しかし、VHSへの録画予約は行なえない。 DVDドライブ部はDVD-R/RWと、DVD-R DL(ビデオフォーマットのみ)の録画に対応。DVD-RのCPRM対応ディスクも使用できる。再生可能なメディアはDVD±R/RW、DVD-RAM、ビデオCD、音楽CD。CD-R/RWに記録したJPEG静止画も表示できる。 HDD/DVD/VHS間で、6方向のダビングが可能。HDDからDVDへは最高65倍速のダビングが行なえる。ダビングボタンとダビング先のメディアを指定する2ステップで手軽に行なえる。また、VHSテープからのHDD/DVDへのダビングには、専用のデジタルノイズリダクションとTBC(タイムベースコレクタ)回路が使用できる。 フロントパネルには、録画・再生・視聴中の番組名を本体の液晶に表示する「タイトルウインドゥ」や、HDD/DVD/VHSビデオそれぞれの動作状態を知らせるイルミネーション表示付き大型ボタン「メディアサークル」を搭載。再生中は青、録画中はオレンジに点灯する。 付属のリモコンは表面に48キーを備えたシンプルリモコン。使用中に操作のポイントや用語の解説を画面に表示するヘルプ機能を備えるほか、専門用語などを解説した冊子「かんたんガイド」も同梱する。
入力端子はS映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統搭載。i.LINK入出力、Ethernet、モジュラージャックも備える。出力は、HDMI、D4、S映像、コンポジット、光デジタル音声を各1系統用意。アナログ音声は2系統備える。外形寸法は430×343×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.9kg。
□シャープのホームページ
(2006年1月31日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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