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ザインエレクトロニクス株式会社は6日、フルハイビジョンテレビ向けの10bit ADC「THC7981」を開発したと発表した。2006年第2四半期よりサンプル出荷を開始し、量産は同第4四半期を予定している。
動作速度170Msps(Mega samples per second)のAD変換が可能で、1080pに対応する10ビットADC。内部14bitのアーキテクチャを採用して低ノイズ化し、擬似階調や変換誤差による色むらを抑えたという。 また、ADC回路のほかに低ジッタのラインクロックPLLと2線のみで制御可能なシリアルインターフェイスを集積し、薄型テレビやプロジェクタなどでアナログフロントエンド部の設計や画像処理エンジンのシステム構成を簡素化できるという。
同社は「デジタルテレビ用画像処理LSIに関わる大手メーカーとのコラボレーションも検討中」としている。
□ザインのホームページ
(2006年2月6日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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