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コクヨ株式会社のグループ会社である、コクヨストアクリエーション株式会社は、音の出るポスターパネル「なるパネ」を2月14日に発売する。店舗のディスプレイ用品として業務向けに販売されるもので、価格はB2サイズが39,900円、A2サイズが28,980円。
また、同パネルをドライブするための専用アンプ「なるパネアンプ」も8,820円で用意。いずれも店舗用品の直販サイト「STOREGOODS」(ストアグッズ)にて販売される。 外観はポスターを掲示するパネルだが、バックパネルがスピーカーとなっており、音楽や音声などが再生可能。ポスターそのものから音が出ているように感じられるため、同社は「視覚に加え、聴覚にも訴求できるメッセージ媒体」と説明している。 音が出る仕組みはバックパネルの裏側に接着したエキサイターにある。同パーツをアンプで複雑に振動させることで、パネル自体を振動板として音を再生する。指向性が広く、減衰しにくいため、雑踏でも音が伝わりやすいという特徴がある。なお、パネルはアラミドハニカムコアにフェノール樹脂を含浸し、ガラス基材のプリプレグを貼り付けた特殊なもの。基本技術には、英NXTの技術を採用している。
ポスターの交換は、前面の保護パネルを開閉して行なう。本体サイズはB2(753×540mm/縦×横)、A2(619×445mm/同)の2種類を用意。B2サイズでも厚さは18mm、重量は1.9kgのため、イーゼルに立てかけて使用するほか、付属の吊り紐を使った壁掛けにも対応できる。各サイズとも、フレーム柄を木目2色と、カーボン模様2色の計4色から選択可能。
「なるパネ」には、エキサイター付きのバックパネル、間紙、表面カバー、クッションテープ、吊り輪が同梱されており、エキサイターには2mのスピーカーコードが付属。定格入力は6W。ただし、ドライブするためのアンプは付属しておらず、別途専用アンプ「なるパネアンプ」を購入する必要がある。なるパネアンプの外形寸法は70×140×18mm(縦×横×厚さ)。電源は単4電池4個を使用する。
□コクヨのホームページ
(2006年2月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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