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株式会社フライトシステムコンサルティングは13日、1080i HD-SDI出力に対応したデジタルシネマ上映システム「Hommage」(オマージュ)が、3月18日より一般公開される映画「放郷物語」上映において採用されたことを発表した。 Hommageによる「放郷物語」上映は、3月18日より渋谷ユーロスペースにてレイトショーで行なわれ、同システム初の劇場公開となる。
Hommageは、JPEG2000デコーダ内蔵プレーヤー「DCB-JP2000」と、既発売の松下製DLPプロジェクタ「TH-DW7000-K」で構成。価格は約500万円で、一般的なデジタルシネマ用システムの約1/4の低価格化を実現した。DCB-JP2000は、1080i HD-SDI出力が可能で、300GBのリムーバブルHDDが付属し、最大2台まで搭載が可能。プレイリストによるスケジュール再生もサポートする。対応ビットレートは60~150Mbps。
また、JP2000はシネアド(劇場広告)のプレーヤーとしても利用可能で、1台で本編と広告の両方に対応するプレーヤーは世界初としている。そのほか、Hommageではコンテンツの暗号化にも対応し、配給元での上映可能期間や回数などを制御できる。 「放郷物語」は監督・脚本・編集を務めた飯塚健氏の長編2作目となる作品。出演は徳永えり、安藤希ほか。春から離れ離れになる愛子(徳永えり)と芽里(安藤希)、芽里の彼氏を加えた三角関係や、周囲で交錯する様々な人生を描いた物語。
□フライトシステムコンサルティングのホームページ (2006年2月13日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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