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任天堂株式会社は15日、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」に関する発表会「ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春」を開催。その中で、ワンセグ放送の受信を可能とする受信カードを発売すると発表した。発売は年内を予定しており、価格は未定。 製品名も決定していないが、カンファレンスでは「DS地上波デジタル放送受信カード(仮称)」と紹介。ロッドアンテナを備えており、接続することでニンテンドーDSでワンセグ放送が受信できるようになる。
なお、会場では試作機を使った動作デモも実施された。試作機は本体下側のゲームボーイアドバンス用のスロットに接続するタイプだったが、実際の製品は上側のDS用スロットに接続するカードタイプになる。 カードとロッドは形状的に、液晶の裏側にはみ出すようになるが、プレゼンテーションを行なった岩田聡代表取締役社長は「ワンセグテレビを視聴する際は、ずっと手に持っているよりも、何かの台の上に置いて見ることが多いと思われる。その場合、この形状が一番アンテナが邪魔にならない、合理的なフォルム」と説明した。
録画機能の有無など、細かい仕様は明らかにされていないが、下側のディスプレイを使ってチャンネル選択を行なうという。なお、公開された画像では、同画面に受信エリア設定や番組情報表示ボタン、放送の静止画メモ記録機能と思われるボタンも見える。
なお、カンファレンスではWebブラウザ「ニンテンドーDSブラウザー(仮称)」を6月に発売することを明らかにされた。予定価格は3,800円。また、ジャストシステムがニンテンドーDSブラウザー向けにATOKを提供することも明らかにされた。
□任天堂のホームページ
(2006年2月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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