パイオニア、ディスク共振を抑えた「DVR-A11」 －回転時の気流を調整し安定化/静音化

ブラック	3月上旬発売 標準価格：オープンプライス

　パイオニア株式会社は、DVD-RAMの書き込みにも対応したATAPI接続の記録型DVD±R/RWドライブ「DVR-A11-J」シリーズを3月上旬に発売する。ピュアホワイト(-J)、ブラック(-JBK)、シルバー(-JSV)の3色で、価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は12,000円前後の見込み。対応OSはWindows 2000/XP。なお、販売、およびサポートは株式会社エスティトレードが行なう。

　2005年9月発売の従来モデル「DVR-A10-J」からの強化点として、書き込み精度を向上させるという「ディスク共振スタビライザー」を採用。ディスクの回転により生じる気流を調整する突起を天面に配したことで、ディスクの共振を抑える。また、気流調整穴の付いたディスクトレイにより高速記録/再生時の安定化/静音化を図った。さらに、重量をA10の1kgから900gに軽量化した。

天面のくぼみで回転時の気流を制御し、ディスクの反りを防ぐ	ディスクトレイに気流穴を設けて静音化

　書き込み対応ディスクや記録速度はA10と同じで、DVD-RAM 5倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD±R 16倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、CD-Rが40倍速、CD-RWが32倍速。そのほか、メディアごとに最適な記録条件を記憶し、その条件に応じた書き込みを行なう機能なども継承。コマ収差補正や、球面収差補正機能、非点収差補正機能を引き続き搭載し、マルチエフェクト液晶補正機構などと合わせ、高品質な2層記録を行なえるという。

ホワイト	シルバー

　筐体は独自のハニカム構造で、内部に防塵、防音パッドを装備。「アドバンスド静音ファームウェア」などと合わせて、高速記録と静音化を両立させたとしている。

　バンドルソフトもA10と共通で、DVD/CDオーサリングソフト「Power Producer 3」、ライティングソフト「Power2Go4」、パケットライトソフト「InstantBurn」、DVD再生ソフト「PowerDVD6」、バックアップソフト「PowerBackup」、静音ユーティリティーなどを同梱する。

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release522-j.html
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(2006年2月15日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]

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