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日本プラントロニクス株式会社は、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドセット「Pulsar(パルサー) 590A」を2月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後の見込み。
Bluetooth Ver.2.0対応のワイヤレスヘッドセット。ステレオミニプラグを備えた送信部と、折りたたみ可能なヘッドセット部で構成する。A2DP/HSP/HFP/AVRCP/GAVDPの各プロファイルをサポートし、オーディオ機器用のワイヤレスヘッドフォンとして利用できる。通信距離は約10m。
マイクを搭載し、対応携帯電話と直接通信可能なヘッドセットとして利用できるほか、P902iなど音楽再生機能を備えた携帯電話での曲送り/戻しといった操作も行なえる。また、音楽再生時に着信があった場合にも、ヘッドフォンで操作して通話が行なえる。なお、送信ユニット使用時は、ヘッドフォンの操作部で音量調整のみ行なえる。 そのほか、独自技術の「マルチポイント接続」により、一度登録したBluetooth対応機器を認識し、次回接続時にも切り替えがスムーズに行なえるという。通話や操作が可能な携帯電話については同社サイトにて公開される予定。
ヘッドフォンユニットには28mm径のネオジウム磁石を搭載。再生周波数帯域は20Hz~20kHz(16bit/48kHz、SBC)。インピーダンスは32±4Ω(1kHz時)。歪み率は5%以下。 送信部、ヘッドフォン部それぞれに専用バッテリを内蔵し、連続再生時間はオーディオ再生時が10時間、通話時が12時間、待受時間は130時間。専用充電台を同梱し、充電時間は2時間。USB充電用のケーブルも付属する。ヘッドフォンの重量は97.7g。
■ ヘッドセット市場は拡大しつつある
同社は、航空機などの業務用ヘッドセットを取り扱っており、米国本社のPlantronicsは、スピーカーやヘッドフォンメーカーのAltec Lancingを2005年7月に買収している。村田浩志社長は「約2年半前に日本でコンシューマ向けヘッドセットを投入してから、スカイプや携帯電話などでの利用で今後大きな市場になりつつあると実感している」と述べた。 「Pulsar 590A」は米国で1月より発売されており、国内での販売は年間1万台を見込んでいるという。2006年春には片耳タイプの「ディスカバリー」も発売予定。
□日本プラントロニクスのホームページ
(2006年2月15日) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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