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マランツ、ミドルクラスのSACDプレーヤー
-「SA-15S1」と同じDACを搭載。94,500円


ゴールドモデル
4月発売

標準価格:94,500円


 株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、SACDプレーヤー「SA8001」を4月に発売する。価格は94,500円。カラーリングはゴールドとシルバーの2色を用意する。

シルバーモデルも用意する

 上位モデルの「SA-15S1」(157,500円)と同じシーラスロジック製のDAC「CS4397」を搭載。SACDだけでなく、CDの16bit PCMも歪みを押さえ、高い分解能で変換できるという。

 また、前段のフィルターアンプに、ディスクリート構成のハイスピードアンプを採用。後段の出力アンプにはHDAM(高速電圧増幅モジュール)を搭載した電流帰還型の回路を構成しており、SACDの情報を広帯域かつハイスピードに再生できるとしている。

 内部レイアウトは各回路を出来る限りシンプルに結線。伝送路を短くすることで、信号ロスを防いでいる。さらに、トロイダル型トランスを採用。デジタル回路、オーディオ回路、ディスプレイなどに、それぞれトランス捲き線から別回路に分け、整流回路や平滑回路も独立させることで、相互の干渉を低減。磁気放射や磁束漏れなどを抑えるシールドも施されている。

 ドライブ部の、サーボ、デコーダー基板にはガラスエポキシ材の四層基板を採用。トレイ部には防振効果のある塗料を塗ってあるほか、レーザーの乱反射を防ぐため、ブラックカラーとなっている。ディスクはCD-R/RWの再生に対応。

 電源ブロックケミコンはカスタム品を採用。アナログオーディオブロックには、オーディオ用電解コンデンサやフィルムコンデンサ、電源部の整流回路にはショットキーバリアダイオードを搭載。銅メッキ制振カバーやデジタル出力回路のシールドなど、低ノイズ化も図っている。

 アナログ出力端子には真鍮削り出しのピンジャックを採用。ヘッドフォン出力回路には高速電流バッファアンプを使用。フロントパネルはアルミで、ヘアライン仕上げを採用している。新開発のリモコンを同梱。プレーヤーだけでなく、同社製のプリメインアンプの基本操作も行なえる。

 出力端子は光、同軸デジタル、アナログを用意。システムリモートコントロール端子も備えている。電源ケーブルは着脱式。外形寸法は440×339×128mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8kg。

□マランツのホームページ
http://www.marantz.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.marantz.jp/ce/news/press/2006/sa8001.html

(2006年2月20日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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