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セイコーエプソン株式会社は7日、低価格で高品質なテレビ出力を可能にするという、デジタルビデオエンコードLSI「S1D13746」を開発したと発表した。5月末のサンプル出荷を予定しており、サンプル価格は1,000円。 システムに手軽にアドオンできるというビデオエンコードLSI。1チップにテレビ出力に必要な表示用バッファやDAC、プログラマブルフィルタ、ローテーション機能などを搭載している。 従来のビデオエンコードLSIは、ITU-R BT656やITU-R BT601などのフォーマットに準拠したデジタル画像データを入力しなければならなかったが、「S1D13746」はシステムバスやLCDインターフェイスに直結できるため、CPUの種類を問わず、様々なシステムに組み込むことができるのが特徴。 NTSC/PALの両方式に対応。ワイドスクリーンやマクロビジョンにも対応しており、様々なテレビへ出力できるという。
□セイコーエプソンのホームページ
(2006年3月7日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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