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 シャープ株式会社は、DVカムコーダ「液晶ビューカム」の生産を終了したことを明らかにした。「ビデオカメラ事業の伸びが期待できないため」(広報)としているが、ビデオカメラ事業自体は存続。「今後の市場の動きを見ながら様々な商品形態を模索/検討している段階」だという。 生産を終了したのは液晶ビューカムの「VL-Z900」と「VL-Z300」。DVテープを採用したモデルが終了となると同時に、ビデオカメララインナップも空白となる。 
 
 この点について同社は「今後の製品をどのようなものにするか検討している段階。方向性としては、シャープはモバイル機器やビューワーなど、様々な分野の技術を持っているため、そうした商品にビデオカメラ機能を追加し、複合製品として新たな生活提案をしていきたい」という。 
 また、ビデオカメラ単体の新製品の可能性についても「DVカムの市場は減少しているが、ハイビジョン対応や、新記録媒体としてのHDDや次世代ディスクなど、ビデオカメラの新たな動きも見えてきている。市場を注視しながら、その都度最適な技術を活用して、新たな製品を作り出す可能性もある」としている。 
□シャープのホームページ 
 (2006年3月7日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp] 
 
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