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欧州最大規模の情報通信関連展示会「CeBIT 2006」が開幕した。初日となる9日には、SamsungやIntel、Microsoft、Blu-ray Disc Associationなどのプレスイベントや講演が行なわれた。 家電関連の展示の多いHall 1では、欧州向けのフラットパネルテレビの新製品やBlu-ray Disc関連の展示が行われている。Blu-ray Discについては、各社がプレーヤーの展示を行なっているほか、PanasonicとSamsungが8月の欧州市場立ち上げを発表した。
また、MicrosoftがOrigamiの名称でティザー告知していた新プラットフォーム「Ultira Mobile PC(UMPC)」も発表された。IntelのブースではSamsung、ASUS、FOUNDERの各社が試作機を出展し、注目を集めている。 Ultra Mobile PCはCPUにIntelのCerelon ULVを搭載し、WIndows XP Tablet PC EditionベースのOSと、大型の液晶を搭載しながらキーボードを省いた小型のPC。キーボードを接続して通常のPCとして利用できるほか、ビデオプレーヤーやオーディオプレーヤーとしても利用可能となる。 Touch Packと呼ばれる新型のタッチセンサー式インターフェイスと、液晶の左右に専用の操作コントローラを搭載。キーボード無しでの様々なメディアの操作を可能としている。Samsungのプレスカンファレンスでは、「PSPやPDA、MP3プレーヤー、ノートPCを1つに統合した」と紹介され、第2四半期の発売がアナウンスされた。
テレビ関連では、シャープはフルHD対応のAQUOSを欧州向けに発表したほか、SamsungもフルHDの液晶テレビシリーズを出展。そのほか、各社ブースでは新製品の発表が行なわれている。各ブースやBDA、UMPC関連の詳報は追ってレポートする。
□CeBIT 2006のホームページ ( 2006年3月9日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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