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ユニデン株式会社は14日、東京ヤクルトスワローズ(株式会社ヤクルト球団)と、2年間のオフィシャルパートナーシップ契約を締結したと発表した。スポンサーシップとは異なる「パートナーシップ」として契約を締結した理由について、「現在決定している展開以外にも新しい取り組みについて協議していくため」と説明している。 この契約により、2006年度と2007年度シーズンの2年間、東京ヤクルトスワローズ選手ユニフォームの左胸にユニデンのエンブレムが掲出される。対象試合は、セントラルリーグ覇権試合(公式戦)の主催全試合、セ・パ交流戦の主催全試合、日本シリーズの試合(本拠地球場のみ)。なお、2006年のユニフォームはビームスがデザインし、3月22日に開催するファンイベントで発表される予定。 また同期間、東京ヤクルトスワローズの本拠地である神宮球場外野フェンス及びベンチ庇にユニデンの社名掲出を行なう。さらに、4月4日に開催予定の対巨人戦(神宮球場)において、マッチスポンサーとして「ユニデンデー」を展開する。
さらに、「契約は2年となっていますが、2年だけではなくて、その後も販売組織の業務提携をしていきたいという申し出もあった。これからも協力していただいて、いろんな販売組織を作っていきたい」と今後の期待も語った。
また、「私自身もユニデンでは営業本部長も兼務している、プレイングマネージャー。さらに、スワローズの今シーズンのスローガンは『Make it happen!』。偶然だが、ユニデンでも創業者の時代から使い続けており、現在もアメリカ本社が常日頃から成功への宣言として使用している合言葉でもある」とし、「色々な面で共通点が多く、企業として吸収できるものがたくさんあると考えた」と今回の契約に至った理由を語った。
「今回は、どちらがアプローチをかけたというわけではなく、スワローズがパートナーを探されていて、色々なところに話が舞い込んできていた。その中にユニデンも入っていた。ユニデンからほかの球団に声をかけたということは一切ない」という。また今後については、「ヤクルト本体とも今日明日とという話ではないが、資本提携を視野に入れている。今回の契約はあくまでスタートポイントとして捉えている」とした。
さらに、「いろんなところで、今年は優勝したいといっているが、今年は新たなパートナーとファンに支えられているので、それを目指して精一杯がんばる」と勝利への誓いを新たにした。
□ユニデンのホームページ (2006年3月14日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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